父の満州での軍隊生活 (5)


徴兵された若者たちへの奉天甲種幹部候補生隊での教育と訓練は厳しいものであったであろう。同期会誌によると非常演習「連珠山」行軍といったことも行われたと記載している。

しかし座学や軍事訓練以外にスポーツもやっていた。スポーツといっても剣道、銃剣道や馬術であるが、写真を見ると若者たちにとっては息抜きの楽しい時間のようであった。




満州から持ち帰って写真には当然と思われるが場所も日時も氏名も何も書かれていない。


場所が不明であるが広い馬場(乗馬練習場)の写真もあった。








幹部候補生の授業には箱庭のような立体的な地図を用いた机上の作戦会議もあった。(兵棋演習




いろいろな写真を見るかぎり、満州の予備士官学校といってもむしろ内地よりも優れた設備や教官によって教育・訓練が行われているようだ。ノモンハン事件があった後であり、ソ連との戦争も必ず満州で始まると予測していたのだろう。

兵棋演習(War game, Military Simulation):状況を図上において想定した上で作戦行動を再現して行う軍事研究。
兵棋演習では2個以上の対抗勢力による作戦を研究するために、地形や敵情についての定量的なデータを踏まえながら確率を活用しつつ状況を再現する。軍学校では学生に対する戦術学の応用教育のために用いられる。

父は文系だったためか終戦まで徴兵されていたが甲種幹部候補生隊の同期には技術系出身なのか卒業後に日本に帰り三菱重工業神戸造船所や東北振興アルミ(郡山)等に勤務していたものもいた。戦争遂行のためには軍人も必要だが軍需産業の技術者がより必要なのであろう。

軍需工場で働いた同期は満期除隊(2年)したあとは召集延期措置になったのであろう。文系の父は終戦まで満期除隊で即日招集となっていたのだろう。

神戸造船所や東北振興アルミ工場(郡山)は米軍の空襲を受けている。必ず空襲される軍需工場勤務では対策は逃げるだけなのでそれはそれで大変だったであろう。

ボーキサイトからのアルミ精錬がなければ飛行機も飛ばないのでアルミ産業は必須の産業であった。戦争末期にはアルミ、金属不足で木製の機体や燃料タンク、プロペラが作られた。

また、戦前から「東北振興」が考えられていたとはすごいと思った。
1931(昭和 6 )年及び1934(昭和 9 )年の冷害凶作と1933(昭和 8 )年の昭和三陸津波を契機に国策として、東北 6 県の振興を図るために東北振興事業が展開された。東日本大震災の復興事業は2度目の東北振興になるのであろうか。

東北振興アルミニウム:昭和13年にアルミニウム製造が開始された。終戦後、ジャパナイト工業と名称変更したが、昭和40年には閉鎖された。東北振興アルミは日満アルミニウム富山工場からアルミナの供給を受けた。

1933年に日満アルミニウム株式会社としてアルミニウムの製造を開始。日満アルミニウム株式会社は1943年に昭和電工株式会社に吸収合併され昭和電工株式会社富山工場となる

軍隊 満州 陸軍 歩兵
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バイオリン演歌師 楽四季一生 CD「ヴァイオリン演歌二」 完成


CD「ヴァイオリン演歌二」 明治・大正 街角の流行り唄 
楽四季一生

バイオリン演歌師 楽四季一生が2枚目のCDを完成して発売中である。今回は27曲入りという大作である。昭和ロマンを楽しむ会もCDやDVDを作成したことがあるが相当の努力と忍耐が必要な作業である。

27曲を演奏するだけでなく、ジャケットデザインや歌詞の校正と作成などいろいろ悩ましい作業があったはずである。その努力と根性に敬服した。バイオリン演歌師仲間としては大変うれしい。

平成8年に石田一松の弟子で最後の演歌師(テキヤとして)といわれた桜井敏雄がなくなった。彼は大道芸研究会に属し楽四季一生の師でもあった。

大正演歌をギターや三味線で演奏している方はいるが、本物のバイオリン演歌のCD記録としては桜井敏雄さんが残したCD記録の次になるものではないか(プロ、アマは別として、もちろんだれでもプロ宣言すればプロになることはできるのだが)。


前作はスタジオ録音でいろいろ録音技術を使っていたみたいだが今回のCDは施設でのライブ演奏を録音したものが多く収録されていた。われわれ演歌師からすると聞きなれた音源で親しみが持てた。個人的にはいかにもCDの音というよりライブ録音のほうが好きである。

さて27曲とはどんなものかすべて下記に記載しておく。

鉄道唱歌、ノーエ節、真白き富士の根、ダイナマイト節、東雲節(ストライキ節)、ラッパ節、戦友、美しき天然(男三郎の唄)、軍国少年の唄ーああわからない、ハイカラソング(ハイカラ節・自転車節)
スカラーソング(学生節)、まっくろけ節、カチューシャの唄、ゴンドラの唄、バラの唄、さすらいの唄、東京節(パイノパイノパイ)、金色夜叉の唄、金金節、のんき節、船頭小唄、復興節、籠の鳥、ベニスの舟歌、天国に結ぶ恋、オッぺケペー節、感謝の唄

「天国に結ぶ恋」だけが昭和歌謡である。「感謝の唄」は施設で最後に歌う歌として楽四季一生が作詞・作曲したもの。

私の好きな歌でもうあまり歌う機会のなくなってしまった大陸をさまよう「さすらいの唄」が入っているのがよい。

27曲入りバイオリン演歌CD「ヴァイオリン演歌二」に興味のある方は楽四季一生HPからメールでお問い合わせください。


東京新聞 2016年1月18日
あゝバイオリン演歌 大正の音色 薄れる記憶


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「徳光和夫の名曲にっぽん」 昭和ロマンを楽しむ会」が出演!

「徳光和夫の名曲にっぽん」
「納涼歌ごよみ」と題して浅草を巡る特別企画が2週にわたって放映された。昭和ロマンを楽しむ会もバイオリン演歌師として出演した。古き良き日本の芸能を再発見していくというストリーである。

「徳光和夫の名曲にっぽん」 前編
2014年7月30日(水) 21:00 放送 (BSジャパン)
徳光和夫さん、田川寿美さん、水森かおりさん、はやぶささんが浅草を散策し隅田川遊歩道で昭和ロマンを楽しむ会に出会う。歌手の皆さんと一緒に「高原列車は行く」を歌った。

「徳光和夫の名曲にっぽん」 後編
2014年8月6日(水) 21:00 放送  (BSジャパン)
旅を終えて隅田川の屋形船で全員で宴会。昭和ロマンを楽しむ会が「はやぶさ」に特訓して彼らが書生姿で「東京節」を歌う寸劇。昭和ロマンを楽しむ会は「東京節」を演奏した。

出演:歌手(山川 豊、田川寿美、水森かおり、氷川きよし、岩佐美咲AKB48、はやぶさ)、MC(徳光和夫、あさみちゆき)

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船橋 まちかど音楽ステージで昭和歌謡 (6th)



毎週金曜日の夕方に開催されている船橋市公認ライブ「まちかど音楽ステージ」に参加して懐かしい昭和歌謡を演奏した。これで第6回目の参加である。

今回、8月15日のまちかど音楽ステージは終戦記念日でもあるので戦時中の戦時歌謡から連合軍占領下の日本で流行した昭和歌謡を書生ではなく終戦直後の服装で歌った。
学帽の代わりに略帽(戦闘帽)をかぶった学生のつもりである。

昭和15年は「紀元二千六百年」で各地でお祭りや博覧会が開催されて旅行したりして個人消費が伸び、まだ活気があった。そのとき流行した歌が「紀元二千六百年」であり、この歌は戦後になっても小学校の女子の「ゴムとび」のときの歌「きんし輝く日本の」として残っていた。

昭和16年になると大学・専門学校などで3ヶ月の繰上げ卒業が始まり12月に卒業式が行われ、徴兵されていった。その後、6ヶ月の繰上げ卒業になり、とうとう卒業することなく20歳以上は学徒出陣となった。

戦時歌謡はああ紅の血は燃ゆる(学徒動員の歌)とラバウル小唄を歌い、その後は戦後の歌を歌って最後は隣組を歌って終わった。

私の元ボランティア仲間のマジシャンも昭和16年に3ヶ月繰り上げで大学を卒業して徴兵された。シンガポールで捕虜になり収容所で過ごした経験を語ってくれた。兵站(へいたん)(ロジスティクス)担当で物資の購入や配給が任務であったが戦争末期には補給するような仕事もなくなってしまったとか。武器は持たずにソロバンと現地語を使った調達の交渉が仕事だったそうだ。

徴兵されて戦争に行った男はもう90歳以上、女学生として学徒動員で工場で働いた女性も85歳以上になりそんなボランティア仲間と会って当時の話を聞く機会もなくなってしまったのが残念である。

演奏が終わると若い女性が声をかけてきた。彼女もアコーディオンで昭和の懐メロを演奏して施設を訪問しているとのこと。10月ぐらいからこのまちかど音楽ステージに登場するとのことで昭和歌謡仲間が増えてうれしい。

「略帽」といっても若い方には何のことか分からないであろう。「略式制帽」の略で正式な制帽の一種である。鉄ヘルメットの下にかぶるようにつばが小さい帽子で、作業するときも着用する。
いまも消防団などがよくかぶっているが野球帽ではない。軍隊では正式な制帽の一種のため略帽は単なる作業帽ではないので接客時や外出時にかぶっていた。

子供の頃はまだ定年退職した方や老人が略帽をかぶって散歩したりしていた。近所の退役軍人が軍服に略帽で皮のブーツをはいてシェパードの訓練を空き地でやっていたのをわれわれ子供たちがよく見ていた。

歌った歌:
東京ラプソディ、紀元二千六百年、誰か故郷を想わざる、ああ紅の血は燃ゆる、ラバウル小唄
リンゴの唄、東京の花売り娘、とんがり帽子(鐘の鳴る丘主題歌)、異国の丘、憧れのハワイ航路
隣組

2014年8月15日(金)出演者 
17:00 Permil
17:30 昭和ロマンを楽しむ会
18:00 GO NAKAGAWA
18:30 日向さおり
19:00 ポンチョマン
19:30 Sing-る

場所:京成船橋駅-船橋フェイスビル連絡デッキ  開催日:毎週金曜日 午後5時から

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戦時歌謡でも活躍した神長瞭月

演歌にバイオリンを初めて使用した演歌師、神長瞭月は、昭和10年代に流行歌の楽曲を提供している。彼の曲は大手レコード会社から有名歌手によって歌われ発売された。
神長瞭月はどんな時代になっても需要に応えて音楽活動をしていたようだ。

瞭月が関与した流行歌(戦時歌謡)「白衣の尺八」、「戦場の幼な子」、「別れの尺八」は現在でも、TouTubeでの曲を聴くことができる。

いずれも戦争関連であるが勇ましい曲ではない日本的な哀愁のある曲である。なかなかいい曲だと思っているが「戦友」と同じく歌う機会がない曲である。

「白衣の尺八」 塩まさる テイチク 作詩:神長瞭月、 作曲:田村しげる 
(『九段の母』の片面) テイチクオーケストラ  昭和14年

愛国歌「感激の日の丸」 テイチク
歌唱:鶴田六郎 作詞:神長瞭月 作曲:能代 八郎   昭和14年9月

「戦場の幼な子」 田端義夫 作詞:神長瞭月  作曲:神長瞭月
昭和14年8月発売
曲の間奏に子守唄のメロディを使用して兵士の故郷や母のことを思い出させている。

砲撃戦のその後で
拾った支那の幼子よ
慣れぬ手付きで抱き上げりゃ
懐く髭面不精面

慰問袋のキャラメルを
水に溶かして飲ませたら
思い出したか母さんを
探る乳房のいじらしさ

故郷を出る時抱いた子も
思えば丁度これくらい
達者でいるかまめなかと
便り書いたも今日の事

千人針と日の丸を
繋ぎ合せてネンコロリ
思い出したぞ俺もまた
母の背中で聞いた歌
 
「別れの尺八」 筑波 嵩  作詞:坂口 淳、作曲:神長瞭月
昭和16年。
名曲 「戦友」を思い出させる。激しい戦闘が終わった後の短い静けさ、戦死した友への思いを感じる。

秋が来たぞと雁がなく
月の露営の前線に
白い野菊の花ひいて
友が静かに吹き鳴らす
ああ尺八の音がさえる

腕に巻いたる包帶も
とれてうれしい弾の痕
俺もお前もこの丘で
花と散る気でいたものを
ああ感慨はただ無量

月の露営の風聞けば
亡き戦友の声がする
あすは別れだ前進だ
心ゆくまで吹いてくれ
ああ惜別の尺八を

その他、神長瞭月 作詩・作曲のレコード(戦時歌謡)
『別れの馬子唄』(音丸) コロムビア
『銃後の渡し守』(美ち奴) 昭和14年7月、テイチクレコード

「満州小原良節」  浅草美知奴 神長瞭月
浅草美知奴(美ち奴) 神長瞭月 トンボレコード 15635-B 
嵯峨道雄作詩 中津ひさし編曲 伴奏トンボ和洋ジャズバンド  オーゴン蓄音機株式会社発売
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神長瞭月 レコード 歌唱、作詞、作曲など

「松の声」  神長瞭月  NIPPONOPHONE

「深川くづし」 彌生ふじ子 大正時代
作詞:山口凌雲 作曲:神長瞭月 大正7年 「船頭小唄 彌生ふじ子」の反対面

風刺歌「ワンダーウ ワールド」 神長瞭月 UGUISU RECORD

流行唄「さすらひの歌」(神長瞭月) TOKYO RECORD

流行唄「新にこにこ節」(神長瞭月)TOKYO RECORD

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神長瞭月の戦時歌謡 (SP盤雑学ノート)  参照

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バイオリン演歌師 楽四季 一生 タウンニュース 川崎版に掲載

バイオリン演歌師として老人ホームなどの高齢者施設などで演奏活動をする

楽四季 一生(たのしきかずお)さん

宮内在住 64歳
お客さんの喜ぶ顔が「やりがい」

○…袴をまとい、丸メガネにハンチング。バイオリンを弾きながら声高らかに歌うのは、明治末期から大正、昭和初期の流行歌。ボランティアで高齢者施設を回り歌う。「『本当にありがとう』って言ってもらえ、心から喜んでくれているのがわかるから嬉しいね」と笑う。バイオリン演歌は大正時代に火が付き、昭和になると影をひそめた。全国でも数少ない担い手として川崎を中心に、横浜、都内などでも歌っている。

 ○…バイオリン演歌と出合ったのは40歳を前にした頃。大道芸を伝承する会に顔を出した際にすすめられ初めてバイオリンを手にした。しかし、最初は音を出すのに苦労した。音が出せるようになり、出演した大道芸のイベントでは、見向きもされず、緊張しすぎて舞台で声が上ずってしまうなど苦難の連続だった。「心が折れて、やめようと思った」が、老人ホームで演奏したことが転機に。「懐かしいメロディを聞いたお客さんが涙を流して喜んでくれたのを見て、やりがいに変わったね」と自分の居場所を見つけた。

○…出身は鹿児島県で、上京すると横浜で会社員生活を送った。今の夫人と出会ってからは中原区に移り住み、自営をしている。昔から好奇心旺盛で気になるとすぐに始めるタイプ。昨年は、カヌーにも挑戦した。ほかにも、民謡、胡弓、マラソンなど、ジャンルにとらわれず楽しむ。「何事も一生懸命」。これが座右の銘だ。


○…演奏活動を続けて25年。ボランティアで老人ホームを回るうち、少しずつ噂が広まり、今では月に4、5回は市内外の施設で歌っている。「昔の曲をやる人が少ないから、喜んでもらえるんだろうね」。ステージでは笛を吹いたり、お客さんに合わせて曲を変えたりと、楽しんでもらうのが楽四季流。現在はCD制作にも取り組む。「3枚組で60数曲収録する予定。平成のバイオリン演歌として自分の作品を残したいね」
タウンニュース 川崎 中原区版 2014年8月8日号より転載
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「徳光和夫の名曲にっぽん」に昭和ロマンを楽しむ会」が出演!(後編)


「納涼歌ごよみ」と題して浅草を巡る特別企画を2週にわたって放映されたがその後編。2014年8月6日(水) 

前編で徳光和夫、田川寿美、水森かおり、はやぶささんたちが浅草を散策し隅田川遊歩道で昭和ロマンを楽しむ会に会い歌手の皆さんと一緒に「高原列車は行く」を歌った。

その時に、はやぶさ3人組が大道芸に初挑戦することになりわれわれ大道芸仲間に弟子入りした。
はやぶさのメインボーカルのヒカルが書生姿で「東京節」を歌うことになった。また、ヤマトがガマの油売りにショウヤが南京玉すだれに挑戦した。


そしてその成果を屋形船の宴会で披露するためにホテルの会議室で特訓を開始した。はやぶさの皆さんは20代の若さのためか覚えがよく90分ぐらいの間に各練習と寸劇の通し稽古まで終了した。

放映では東京節の1番のみであったが練習では1番と2番(浅草編)を覚えてもらった。プロ歌手なので歌は本職だが初めての歌は誰でも何回も歌って体で覚える地道な作業しかないようだ。

はやぶさはムード歌謡系の歌を歌っているのでメインボーカルのヒカルさんの声は甘くてやさしい。こういう歌手の歌を聴きながら伴奏するのは本当に楽しかった。

練習中でも東京節ばかり歌っても飽きるので、番組内で歌う曲、「高原列車は行く」や「東京ラプソディ」も伴奏して一緒に歌ったりもした。バイオリン伴奏のバイオリン演歌は初めてだったのか「いいですね!」としきりに喜んでいた。プロとアマチュアでも歌好き同士なのかなかなか話が合った。もちろん歌の練習だけではなく、当時の歌本売りの状況なども説明してせりふの修正なども助言し寸劇の練習もした。

ヒカルさんといろいろ話しているとわれわれが訪問演奏している高齢者施設などへはやぶさもよく行くそうである。もちろん、われわれはボランティアとしての訪問であるがはやぶさは当然営業と新曲キャンペーンで行くのであろう。

われわれのレパートリー曲を見せるとほとんどの昭和の曲は知っていて出だしを歌うことができた。小さい頃から懐メロが好きだし興味があったそうである。「湯島の白梅」が好きだということなので湯島の白梅をわれわれの伴奏でで1番だけ練習中に歌ってもらった。甘いいい声で大満足であった。


屋形船の寸劇の本番でも最初に「湯島通れば 思い出す・・・」と歌っていた。
本番でもヒカルさんは東京節1番と2番を歌ったが放映されたのは1番だけであった。本当にテレビというのはお笑いでもなんでもネタは短い。

はやぶさ3人組とは90分以上同じ会議室で練習して過ごしたが本当にさわやかで礼儀正しい青年たちであった。
もちろんすばらしい若者は他にたくさんいると思うが見た目も重要である。特に年配者にとって見た目と中身が一致しているのが一番好感が持てるし安心感がある。人気が出る気がした。

今頑張っている「はやぶさ」が日本の歌謡曲、演歌を支えて歌い続けてほしい。

「徳光和夫の名曲にっぽん」 
2014年8月6日(水) 21:00 放送  (BSジャパン)
古き良き日本の芸能を再発見していくというストリー後編
旅を終えて隅田川の屋形船で全員で宴会。昭和ロマンを楽しむ会が「はやぶさ」に特訓して彼らが書生姿で「東京節」を歌う寸劇。

出演:歌手(山川 豊、田川寿美、水森かおり、氷川きよし、岩佐美咲AKB48、はやぶさ)、MC(徳光和夫、あさみちゆき)

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船橋 まちかど音楽ステージで昭和歌謡 (5th)



毎週金曜日の夕方に開催されている船橋市公認ライブ「まちかど音楽ステージ」に参加して懐かしい昭和歌謡を演奏した。これで第5回目の参加である。

歌いだそうとすると年配の方がわざわざステージまで来てなにかビラがありますかと聞いてきた。ビラはいつも用意しているがいつも渡すのを忘れてしまっていたので直ぐ手渡した。これを機会に辺りの高齢者へ10枚ほど配布した。

他のグループなどはコンサートの告知ビラや次回のまちかど音楽ステージの出演日時のビラを掲示して宣伝していた。謙虚な気持ちで告知するのが大切だと感じた。

いつも高齢者を中心に通勤客が足を止めて昭和歌謡を聴いてくれるのがありがたかった。

次回の8月15日のまちかど音楽ステージは終戦記念日でもあるので戦時中の戦時歌謡から連合軍占領下の日本で流行した昭和歌謡を歌いたいと思っている。

2014年8月1日(金曜日)の出演者 
17:00 THE 三洲
17:30 昭和ロマンを楽しむ会(バイオリン演歌・書生節)
18:00 日向 さおり
18:30 かまけん
19:00 小山 健 with ナガシーズ
19:30 てれすこ
20:00 奏志キワミ

場所:京成船橋駅-船橋フェイスビル連絡デッキ
開催日:毎週金曜日 午後5時から午後8時30分

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プロフィール

tyumeji

Author:tyumeji
日本の大道芸をみたりやったり、日々の活動を報告する。
昔懐かしきあのメロディーや風景を紹介します。

バイオリン演歌 大正演歌 書生節 演歌師 昭和演歌師 平成演歌師  昭和ロマンを楽しむ会(享受昭和浪漫的会) 戦時歌謡

昭和ロマンを楽しむ会 http://peaman.raindrop.jp/syowa-roman/index.htm

書生のアルバイトであったバイオリン演歌・書生節や「のぞきからくり」等の日本の大道芸について調べたりしたことを紹介する。 帝大生ゆめじ

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