「敬老の日の集い」で昭和歌謡  2013


「敬老の日の集い」で昭和歌謡 
江東区の古石場福祉会館で「敬老の日」に健康と長寿をお祝いする演芸会が開催され、昭和ロマンを楽しむ会がバイオリン演歌で昭和歌謡を30分程度演奏した。

9月16日(月)は台風18号の影響で都内も朝から大雨と強風で東西線や総武線も一時運転を見合わせており都営地下鉄を利用してなんとか門前仲町駅へたどり着いた。門前仲町は数年前まで春の「お江戸深川さくらまつり」で和船の乗り場の近くでバイオリン演歌・書生節を書生たちで演奏していたので懐かしい場所である。

古石場福祉会館には古石場児童館が併設されており、高齢者・障害者と児童が同じ建物(隣接)で活動できるように設計されていた。

会場は敬老の日のために舞台を飾りつけ、立派なプログラムまで印刷してくださっていたが、施設の職員の方も午前中は弱気になっていてこの天気では観客が何人集まってくれるかと不安そうだった。

幸いなことに午後になると風は強い状態であったが雨は止んで普段利用している高齢者が徒歩で集まり始めた。

簡潔な館長のあいさつの後にすぐわれわれ「昭和ロマンを楽しむ会」の演芸が始まった。


東京節、蒲田行進曲、東京ラプソディとにぎやかな曲からスタートすると手拍子をしてくれたりして盛り上がった。一番古い曲は大正時代の船頭小唄、戦時歌謡はラバウル小唄と若鷲の歌を歌い、最後はお座敷小唄と地域のきずなを歌った隣組にした。また、アンコールとして口上入りの「男はつらいよ」を演奏した。

トリは女性落語家、古今亭 菊千代さんの落語で普通の落語や一番短い落語、中くらいの落語、手話落語などを演じて面白かった。中くらいの落語はねずみが出てくる話で最後にねずみが鳴いて「チュー」!

菊千代さんは落語400年の歴史の中で初の女性真打に昇進した方である。現在、女性落語家は40名ほどいるそうである。

落語の後は来館者が参加する「お楽しみじゃんけん大会」であった。

『敬老の日の集い』
 日 時:2013年9月16日(月)午後1時30分から 
 会 場:江東区 古石場福祉会館 2F 和室(大) 
 演 芸: 1.昭和ロマンを楽しむ会(バイオリン演歌)
       2.落語会 古今亭 菊千代
       3.お楽しみジャンケン大会 

古石場福祉会館(古石場1-11-11 )TEL: 03-3641-9531
 東京メトロ東西線・都営地下鉄大江戸線 門前仲町駅 徒歩6分、JR京葉線越中島駅 徒歩5分

福祉会館
地域の高齢者と障害者の方々の「生きがいづくり」「仲間づくり」「健康づくり」を目標に、講習会、軽スポーツ、レクリエーション、地域との交流会などのさまざまな事業を行っている。
利用できる方:区内に居住する60歳以上の方及び障害者
開 館 時 間:午前9時~午後5時

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若鷲の歌  映画「決戦の大空へ」主題歌 昭和18年


若鷲の歌 (昭和18年公開映画 「決戦の大空へ」主題歌)  作詞:西條八十 作曲:古関裕而  歌:霧島昇、波平暁男

「若鷲の歌」は戦時映画「決戦の大空へ」の主題歌であり、「決戦の大空へ」とのカップリングで昭和18年(1943年)に発売された。この映画は海軍飛行予科練習生(予科練)を募集する­ための宣伝目的として作られた。

Gmでバイオリンで演奏しやすい戦時歌謡である。なぜか中学生の頃から歌っていた。当時は大人たちが酒を飲んだらみんなで歌っていたのだろう。学校や職場などで仲間意識を高めるのには効果があると思える。

それにしても、霧島昇は愛染かつらの「旅の夜風」、「誰か故郷を想わざる」、「若鷲の歌」といろいろ歌ってヒットさせている。

よく考えると予科練(海軍飛行予科練習生)は未成年の職業軍人(練習生)であり、徴兵された学生や一般人とは全く違う。予科練は自ら志願して軍人になったのであり、徴兵されたものは国民の義務として戦ったのである。

「若鷲の歌」はやたらに元気がいいが、「ああ紅の血は燃ゆる」(学徒動員の歌)の歌詞「国の大事に殉ずるは、われら学徒の面目ぞ」のほうがゆめじにとっては心を動かされる。

昔、母が「職業軍人にだけはなるな!」と強く言っていた。母は戦争体験者だが、「戦争はいやだが、歴史を見ると国民の義務として戦うときがあるかもしれない。そのときは義務を果たさざるをえないだろう」と漠然と考えていたようだ。

若鷲の歌(昭和18年(1943)公開映画「決戦の大空へ」の歌)  
バイオリン演歌・書生節演奏: 昭和ロマンを楽しむ会

若い血潮の 予科練の  七つボタンは 桜に錨
今日も飛ぶ飛ぶ 霞ヶ浦にゃ  でかい希望の 雲が湧く

燃える元気な 予科練の  腕はくろがね 心は火玉
さっと巣立てば 荒海越えて  行くぞ敵陣 なぐり込み

仰ぐ先輩 予科練の  手柄聞くたび 血潮が疼く
ぐんと練れ練れ 攻撃精神  大和魂にゃ 敵はない

生命惜しまぬ 予科練の  意気の翼は 勝利の翼
見事轟沈した 敵艦を  母へ写真で 送りたい


昭和ロマンを楽しむ会 書生節 バイオリン演歌 演歌師 昭和歌謡 戦時歌謡 昭和の演歌師 平成の演歌師 帝大生ゆめじ&青空ぴーまん 映画 Wakawashi no uta (Yokaren), Song of young eagles 略帽 戦闘帽 戦斗帽

ああ上野駅(井沢八郎) 昭和39年



あゝ上野駅(ああ上野駅)は、昭和39年(1964年)に発表された。この年は東京オリンピック開催の年であった。
作詞:関口義明、作曲:荒井英一、歌:井沢八郎

関口義明が上野駅で見かけた集団就職の少年たちを題材に詞を書き、農家向け家庭雑誌『家の光』の懸賞に応募して1位入選を果たした。

集団就職で上野駅に降り立ち、東京で生活を始めた若者の心情を歌った歌。 集団就職とは、地方の中卒者が東京など大都市の工場や商店に集団で就職したことである。集団就職が行われた時期は、高度経済成長期と重なり、中卒者は「金の卵」ともてはやされた。

書生節演奏:昭和ロマンを楽しむ会

1 どこかに故郷の香りをのせて 
  入る列車のなつかしさ
  上野は俺らの心の駅だ 
  くじけちゃならない人生が
  あの日ここから始まった

2 就職列車にゆられて着いた 
  遠いあの夜を思い出す
  上野は俺らの心の駅だ 
  配達帰りの自転車を
  とめて聞いてる国なまり

3 ホームの時計を見つめていたら 
  母の笑顔になってきた
  上野は俺らの心の駅だ 
  お店の仕事は辛いけど
  胸にゃでっかい夢がある


東京オリンピック
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Author:tyumeji
日本の大道芸をみたりやったり、日々の活動を報告する。
昔懐かしきあのメロディーや風景を紹介します。

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昭和ロマンを楽しむ会 http://peaman.raindrop.jp/syowa-roman/index.htm

書生のアルバイトであったバイオリン演歌・書生節や「のぞきからくり」等の日本の大道芸について調べたりしたことを紹介する。 帝大生ゆめじ

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