好きになった人(都はるみ) 昭和43年


「好きになった人」は昭和43年(1968)のヒット曲で別れ行く二人の割には明るく楽しい曲である。最初はおとなしく歌っていたが後にステージを走り回って歌うようになった。ロック調のアレンジもあるようだ。「普通のおばさんになりたい」といっていたのに!
(作曲:白鳥朝詠 作曲:市川昭介 歌:都はるみ)

書生節・バイオリン演歌演奏: 
昭和ロマンを楽しむ会(書生2名&女学生2名)
(レガスまつり 2013 2013年4月6日 新宿区コズミックセンター)

さよなら さよなら 元気でいてね
好きな二人は いつでも逢える
たとえ別れて 暮らしても
お嫁なんかにゃ 行かないわ
待って 待って 待っているのよ 独りでいるわ
さよなら さよなら 好きになった人

さよなら さよなら 指切りしてね
固い約束 忘れはしない
恋をしたのも 泣いたのも
そうねあなたと このわたし
好きで 好きで 好きでいるのよ 愛しているわ
さよなら さよなら 好きになった人

さよなら さよなら 泣いたらだめね
つらい気持ちは あなたも同じ
ひとり待ってる わたしには
倖せもって 帰ってね
早く 早く 早く帰って 笑ってみせて
さよなら さよなら 好きになった人
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東京の花売り娘(岡 晴夫) 昭和21年


東京の花売り娘 昭和21年
作詞:佐々詩生、作曲:上原げんと 歌:岡 晴夫

「東京の花売娘」では、ジャズ、ジャンパーの米兵、焼け跡の占領下の東京の風俗を歌っている。岡晴夫は上海の花売娘、広東の花売娘、南京の花売娘と中国の花売り娘を歌ってきたが最後が東京の花売り娘であった。

書生節・バイオリン演歌演奏: 
昭和ロマンを楽しむ会(書生2名&女学生2名)     
(レガスまつり 2013 2013年4月6日 新宿区コズミックセンター)

青い芽をふく 柳の辻に
花を召しませ 召しませ花を
どこか淋しい 愁いをふくむ
瞳いじらし   あのえくぼ
あゝ東京の  花売り娘

夢を見るよに 花かご抱いて
花を召しませ 召しませ花を
小首かしげりゃ 広重えがく
月もあらたな 春の宵
あゝ東京の 花売り娘

ジャズが流れる ホールの灯かげ
花を召しませ  召しませ花を
粋なジャンパー アメリカ兵の
影を追うよな 甘い風
あゝ東京の 花売り娘

書生節 バイオリン演歌 昭和歌謡 昭和演歌師 平成演歌師

1月の浅草六区で昭和歌謡<書生節> 201301


2013年1月27日(日)、「昭和ロマンを楽しむ会」として浅草六区のROX前でバイオリン演歌・書生節で昭和歌謡を演奏した。メンバーは書生2名と女学生2名の合計4名でにぎやかに演奏した。今回も寒くなるとの予想だったので使い捨てカイロに下着を重ね着したが暖かい日曜日であった。


お客さんも長時間立ち止まって昭和歌謡を聴いてくださりありがたかった。昭和歌謡・唱歌・寮歌・軍歌の曲名を書いたのぼりを立ててその中からリクエストをできるようにしたのでやりやすかった。それでもリストにない「高校三年生」をやってくれと「流し」だと思っている方もいらっしゃった。


前回、「ああ紅の血は燃ゆる」をリクエストされたが「練習してきます」といって断ったおじさんがまた来たので今回はバッチリ演奏したら満足して帰っていった。その他、フィリピンの戦犯の歌「ああモンテンルパの夜は更けて」をリクエストされたができないので代わりに北のシベリヤ抑留者が歌った「異国の丘」で我慢してもらった。

準備をしている時から先に投げ銭を入れてくれて「旅の夜風」を歌ってくれとリクエストしてくれた紳士もいらっしゃった。この曲はやはりバイオリン伴奏で女学生が歌うのがいい。

この曲は亡くなった母がよく歌っていた曲だそうで「もう亡くなった母の歳を越えてしまったなあ-----」と感慨深そうであった。懐メロというのは自分が歌ってなくても親や近所のお兄さん、お姉さん歌っていたことをよく覚えているものである。

浅草で懐メロを歌っている「東京大衆歌謡楽団」をよく聴いているという方もたくさんいらっしゃった。「彼らは古賀政男の曲をたくさん歌っているんだ。軍歌や都はるみはやらないね」と昭和ロマンと比較して解説してくれるおじさんも現れた。そのとおりで、昭和ロマンを楽しむ会は戦時歌謡や「東京ブギウギ」、「港町十三番地」、「好きになった人」も持ち歌としている。

「東京大衆歌謡楽団はミュージシャン(音楽家)だけれど「昭和ロマンを楽しむ会」は大道芸としてやっていますから」というと、「大道芸の方が好きなんだ」とお世辞をいってくれた。大正時代からの書生節・バイオリン演歌は存続できるような気がしてうれしかった。

遅い昼食をみんなで近くのラーメン屋「福しん」で食べて後半戦に備えた。

また、われわれの演奏も浅草の美化に役立っていると実感した。ROX前は工事中のため、われわれが演奏を終了した後はあっという間に放置自転車の列ができてしまった。今は浅草六区の通りは放置自転車が多くて観光客に対しても申し訳ない状態であり残念である。

演奏した新曲:

書生と女学生が明治・大正を含め、昭和を中心とした演歌・唱歌・昭和歌謡をバイオリンととウクレレ伴奏で歌います。

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東京ブギウギ (笠置シヅ子) 1948年


「東京ブギウギ」は、1947年発表(レコード発売は1948年1月)されてヒットしたブギのリズムによる歌謡曲である。
(作詞:鈴木勝、作曲:服部良一、歌唱:笠置シヅ子)

この曲は「リンゴの唄」や「青い山脈」などと並んで、終戦直後の代表的な曲として有名である。どの曲も明るい曲でとにかく戦争がおわったという気分が伝わってくる。

「東京ブギウギ」は美空ひばり等たくさんの歌手がカバーしているが、ミラクルひかるが去年の12月に「ものまね王座決定戦 2012」でやった 「東京ブギウギ(笠置シヅ子)」が話題になった。


笠置シヅ子は香川県生まれの大阪育ちで「ブギの女王」と呼ばれたが、我々には「大阪のおばちゃん」のイメージが強い。カネヨ石鹸の台所用クレンザー「カネヨン」CMのおばさんとしても知られた。

『東京ブギウギ』、『ジャングル・ブギー』、『ホームラン・ブギ』、『大阪ブギウギ』、『ヘイヘイ・ブギー』、『買物ブギー』などの「XXXブギ」を歌った。

バイオリン演歌・書生節演奏:昭和ロマンを楽しむ会

東京ブギウギ リズムうきうき
心ずきずき わくわく
海を渡り響くは 東京ブギウギ
ブギのおどりは 世界の踊り
二人の夢の あの歌
口笛吹こう 恋とブギのメロディー
燃ゆる心の歌 甘い恋の歌声に
君と踊ろよ 今宵も月の下で
東京ブギウギ リズムうきうき
心ずきずき わくわく
世紀の歌心の歌 東京ブギウギ (ヘイ)

さあさブギウギ 太鼓たたいて
派手に踊ろよ 歌およ
君も僕も愉快な 東京ブギウギ
ブギを踊れば 世界は一つ
おなじリズムと メロディーよ
手拍子取って歌おう ブギのメロディー
燃ゆる心の歌 甘い恋の歌声に
君と踊ろよ 今宵も星を浴びて
東京ブギウギ リズムうきうき
心ずきずき わくわく
世界の歌楽しい歌 東京ブギウギ
ブギウギー陽気な歌 東京ブギウギ
ブギウギー世紀の歌
歌え踊れよ ブギウギー

昭和ロマンを楽しむ会 昭和歌謡 書生節 バイオリン演歌 演歌師 米兵 進駐軍 占領下日本

書生節・バイオリン演歌・明治大正演歌の現役演歌師たち(動画)

書生節・バイオリン演歌・明治大正演歌の現役演歌師たち(動画)

明治43年頃、神長瞭月が「演歌」の伴奏にバイオリンを使用し始めた。この流れをくむ現役のバイオリン演歌師たちをYoutube動画からまとめた。


小澤昭二、楽四季一生、神川 仁、帝大生ゆめじ&青空ぴーまん、上方書生節協会(宮村群時&旭堂南海&今田健太郎)、医楽坊、福岡詩二、福岡詩乃里
桜井敏雄(故人)



添田唖蝉坊、添田知道(添田さつき)、神長瞭月、石田一松、田浦美津路、大江しげる
書生節 バイオリン演歌 明治大正演歌

上野不忍池で昭和歌謡(バイオリン演歌)

上野不忍池で昭和歌謡(バイオリン演歌)

2013年1月13日(日)、今年初めての昭和ロマンを楽しむ会の公開練習を上野不忍池で実施した。天気もよく暖かく上野周辺はたくさんの人であふれていた。

メンバー4名でまず不忍池の弁天堂にお参りした。弁財天は「芸能の神様」として多くの人々に親しまれている。ぽかぽかした陽気で「谷中七福神」巡りの参拝客も多く今年はいい年になるような気がした。


七福神の中で唯一の女神である弁財天は琵琶を持っているが、4弦琵琶なら同じ4弦であるバイオリンやウクレレと同類の楽器であるのでわれわれの演奏上達にご利益があるはずである。

音楽系大道芸をしているわれわれとしてはお願いすることはたくさんあったが、願い事は控えめにしたしたつもりである。

その後、池の散策路のベンチに陣取って新春の昭和歌謡歌会を始めた。熊本で大道芸イベント出演や南京玉すだれの講師で活躍しているマリリンさんに歌ってもらい書生たちはおもに伴奏を行った。

観客はは観光客から犬の散歩をしたり、ジョギングをしている近所の方まで様々であったが「いつもここで演奏しているのですか」などと聞かれ興味を持ってもらったようであった。

その後、仲町通りの中華料理屋さんで昼食兼新年会を行い熊本の大道芸の状況などを聞きながら歓談した。

昭和ロマンを楽しむ会 書生節 バイオリン演歌 昭和歌謡 演歌師 昭和演歌師 平成演歌師 大道芸

のぞきからくりが出てくる小説 江戸川乱歩 「鉄塔王国の恐怖」

のぞきからくりが出てくる小説 江戸川乱歩 「鉄塔王国の恐怖」


「少年探偵・江戸川乱歩」シリーズ10冊目
1954年(昭和29年)、雑誌「少年」(光文社刊)に連載。連載時のタイトルは『鉄塔の怪人』

<『鉄塔王国の恐怖』のあらすじ>
明智探偵の助手の小林芳雄君は、ある夕方、明智先生のお使いの帰り道で白ひげのおじいさんに会いました。

頭も口ひげも白くて、長いあごひげに流行遅れの洋服といった奇妙な風体のおじいさんは、小林君が来るのを「待っていた」と言います。


そして、三十年も四十年も前に子どもたちが喜んで見たという、レンズを使った仕掛け「のぞきカラクリ」を見るように勧めます。

小林君がその「のぞきカラクリ」の穴をのぞいて見ると、レンズの働きのせいで、その中には山や森が広がっているように見えました。

その森の中には、塔のあるお城のような黒い建物があり、なおも見続けていると、黒いカブトムシが現れました。

そのカブトムシは、塔の窓の大きさに比べると、まるで人間ぐらいの大きさに感じられて、一角獣の化け物のように見えました。

 「カブトムシ」と「のぞきカラクリ」
この巻で、乱歩が取り上げたアイテムは「カブトムシ」。さし絵を見るとまるで昆虫SFかと錯覚します。「カブトムシ」を「妖虫」に仕立て上げるのは乱歩の筆力ですが、冒頭ではその一助として、「のぞきカラクリ」を使っています。

「のぞきカラクリ」というのは、江戸時代から大正時代にかけて流行した、レンズを使った紙芝居の前身ともいえる街頭演芸です。

長方形の箱の中に絵を入れておいて、箱の表側のレンズをはめ込んだ穴からその絵をのぞいて楽しむ形のもので、箱の横に人がついて、絵を動かしたり、説明をしたりしたそうです。

「のぞきカラクリ」という言葉からすぐに連想されるのは、乱歩の一般向け作品の名作『押絵と旅する男』です。

『押絵と旅する男』は、犯罪とは関係のない幻想的なストーリーの短編で、「のぞきカラクリ」の中の押絵がモチーフとなっています。

『鉄塔王国の恐怖』が書かれたのは先に述べたように昭和29年で、当時でも「のぞきカラクリ」という仕掛けは、懐かしいものになっていたようである。

大田文化の森で昭和歌謡・バイオリン演歌



2013年1月5日(土)、大田文化の森ホールで大田文化の森運営協議会主催のイベント「大田文化の森で正月を楽もう!」が開催された。午前中に広場でもちつき大会や正月の遊びが行われ、午後からホールで「大道芸と奇術を楽しもう!」が開催された。


「昭和ロマンを楽しむ会」は広場で子供を対象に童謡・アニメソングを演奏してクイズを出して当たった方には賞品を渡した。晴れていたが寒い日だったがやはり子供は元気で好奇心があるので楽器の準備を始めると何も言わなくてもぞろぞろ集まってきた。

オープニングは子供が知らなくても関係なくお正月の定番である「一月一日」から始めた。2曲目は昭和最後のアニメ「となりのトトロ」の「さんぽ」を演奏すると遠くの子供も集まってきた。そこで童謡・唱歌を歌わないで演奏するだけで題名または歌詞にでてくる生き物や動物を当てるクイズを行った。簡単だと思ったが今の子供たちにとってはかなり難しいらしくかなり真剣に考えていた。

「もしもしカメヨ カメさんよーーー」と演奏してもたくさんの子供が手を挙げて答えるがほとんど「カメ」ばかりでヒントを与えてやっと「カメとウサギ」の2種類の動物を答えてくれた。

「黄金虫」(コガネムシは金持ちだ)は子供の親も含めて歌を知らないらしく回答者はなしであった。「かたつむり」(でんでんむしむし)は簡単に正解で今でも歌われているらしい。「どんぐりころころ」も「どんぐり」という答えが多く、なかなか動物である「どじょう」と答えてくれなかった。「桃太郎」もなかなか難問らしく親のアドバイスでやっと3匹(イヌ、サル、キジ)と答えてくれた。桃太郎を入れて4匹の動物と答えれば特別賞を考えていたがそんなひにくれた子供はいなかった。

昭和のアニメソングの題名当てクイズでショックだったのは「鉄腕アトム」を演奏しても親を含めて誰も知らなかったことである。今の若い親御さんはあの昭和のヒーロー「鉄腕アトム」の主題歌を知らないということを身をもって感じた。

小学生たちは「ゲゲゲの鬼太郎」、「南の島のハメハメハ大王」、古い「ドラえもんの歌」(こんなこといいな)を知っていてほっとした。

午後からはホールで各演目、約10分で大道芸と奇術の公演を行った。昭和ロマンを楽しむ会はバイオリン演歌として昭和歌謡を6曲演奏した。 


ホールは定員260名程度と小さいためか一時的に立ち見が出るほどの満席となった。満席ホールで演奏するのは気持ちがいいものであった。これは出演者の技量というより区報やビラで宣伝したくれた興行主側の努力の結果だと感謝している。

大田文化の森で正月を楽もう! (JR大森駅からバス)  
日時:平成25年1月5日(土)13:30~16:00 
大道芸と奇術(ホール):正調ガマの膏売り、金のガマ釣上げの術、腹話術、ヴァイオリン演歌・書生節(昭和ロマンを楽しむ会)、大道易学六魔、不動金縛りの術、バナナの叩き売り、手品、南京玉すだれ

大田区 文化の森

昭和ロマンを楽しむ会 書生節 バイオリン演歌 大道芸 帝大生ゆめじ&青空ぴーまん 奇術 マジック 手品 昭和演歌師 平成演歌師

プロフィール

tyumeji

Author:tyumeji
日本の大道芸をみたりやったり、日々の活動を報告する。
昔懐かしきあのメロディーや風景を紹介します。

バイオリン演歌 大正演歌 書生節 演歌師 昭和演歌師 平成演歌師  昭和ロマンを楽しむ会(享受昭和浪漫的会) 戦時歌謡

昭和ロマンを楽しむ会 http://peaman.raindrop.jp/syowa-roman/index.htm

書生のアルバイトであったバイオリン演歌・書生節や「のぞきからくり」等の日本の大道芸について調べたりしたことを紹介する。 帝大生ゆめじ

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