花と緑の音楽会で書生節(大正・昭和の歌) 201205

江戸川区の平成24年フラワーガーデンスプリングフェア「花と緑の音楽会」

「111種600株のバラとのツツジの競演!」 



「花と緑の音楽会」へは今回で3回目の参加であったが、天気もよくバラも今までで一番きれいであった。朝早くからたくさんの方がバラを鑑賞に来ていてちょっとびっくりした。いつもの風景だが子供たちは噴水で元気に水浴びを楽しんでいた。

気候もよく、楽しみにしてくれていたのか懐メロ好きそうな年配の方も始まる前から座っていいてくださってうれしかった。われわれはトップバッターでバイオリン弾き語りで、楽四季一生さんが大正の歌を、帝大生ゆめじが昭和の歌を歌い、最後に昭和歌謡をバイオリンとウクレレで合奏した。


演奏した曲

2012年5月27日(日)
12:00~12:30 歌 「大正・昭和を楽しむ会」 楽四季一生&帝大生ゆめじ
  ♪鉄道唱歌♪東京節♪東京ラプソディー 他
12:30~13:00 ピアノ弾き語り 「勝田俊哉」
   ♪Yes-No♪卒業写真 他
13:00~13:30 ゴスペル 「ジョイフル・ソウル」
   ♪September ♪Friend of God♪My life is in your hands♪Joyful Joyful 他    
13:30~14:00 ホルン演奏 「ホルンギルド」
   ♪リューツォーの荒々しい大胆な狩♪となりのトトロ  他
14:00~14:30 男女ボーカルとピアノ 「Y's」
   ♪空よ(トワエモア)♪おひさま~大切なあなたへ♪ドレミの歌♪君をのせて(天空     の城ラピュタ)  他
14:30~15:00 木管五重奏 「江戸川シーサイド合奏団」
   ♪世界のダンス  他


会場:江戸川区「総合レクリエーション公園」 フラワーガーデン
交通:東京メトロ東西線「葛西駅」
 都営バス〔臨海28甲 葛西臨海公園駅行〕「総合レクリエーション公園」下車

書生節 バイオリン演歌 大正演歌 昭和ロマンを楽しむ会 昭和歌謡 唱歌 バラ 薔薇 


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江東こどもまつりで昭和歌謡




2012年5月20日(日)、江東区猿江恩賜公園で第24回江東こどもまつりが開催され、「昭和ロマンを楽しむ会」も江東街かどアーチストとして参加した。曇り空で大道芸にはちょうどいい状態であった。

「こどもまつり」とはお役所的な表現によると「次代を担う児童に夢とロマンを与える場所」というこにになるらしい。内容は子供も大人もが一緒になって楽しめる、昔からある宗教に関係ない地域のおまつりである。

10:30ごろ公園へ到着すると、乳児から小学生くらいまでの子供連れの家族がどんどん集まってきていた。本部でお弁当・お茶と江東街かどアーチストののぼり旗(スタンド付きで重い)をもらって去年と同じ木陰の公演場所を確保した。

目立ちたいアーチストなどは売店のテントの近くにのぼりを立てて頑張っていたが、曇りでも木陰がなくわれわれにはつらい条件である。

江東区の園児や小学生たちの鼓笛隊、ブラスバンド(多数)が公園内を行進していったが、「さんぽ」やちょっと古いが「鉄腕アトム」などもまだ現役で演奏されていた。アニメソングだけでなく、ドヴォルザークの「家路」(遠き山に日は落ちて)なども演奏して行進していたのでわれわれ「昭和ロマンを楽しむ会」より格調が高くてちょっと感心した。

昭和の歌謡曲の曲名を書いた大きな布をのぼり旗に取り付け、子供寄せのために手作りの皿回し用の道具を並べて開店した。童謡の歌本や子供用アニメの歌も一応準備しておいた。




映画「となりのトトロ」の「さんぽ」(1988)から演奏を開始するとどんどん子供が集まり出した。その後、「アンパンマンのマーチ」(1988)、「ドラえもんのうた」(1979)、「南の島のハメハメハ大王」(1976)、「ゲゲゲの鬼太郎」(1968)、「鉄腕アトム」(1963)とだんだん昔の曲を演奏してみた。去年、子供たちが反応したのはここまでの曲であったのでこれらをもう一回繰り返して子供の歌は終了した。

昭和歌謡を演奏し始めたが子供も若いお父さん・お母さんもどこかに行ってしまった。しかし、今度は年配の方が曲名を書いたのぼりを読んでリクエストをくれたり、横に座り込んでじっと聞いてくれる懐メロ愛好家が少数ながらいたのがうれしかった。
リクエストは上海帰りのリルや喜びも悲しみも幾年月などであった。
 
演奏に疲れると、子供たちを相手に皿回し教室を開催した。長い棒で皿やお椀を回しているだけで呼び込まなくても子供たちは走って集まってくるので楽な商売(?)である。



子供が集まって皿回しを始めるとその親たちも興味を持ってやり始める。子供の方がお母さんより上手に皿を回しだすと対抗意識をむき出しにして必死になる親たちが一番面白い、昔からお祭りなどではよく見る光景であった。

皿回しは重力や向心力(遠心力)、慣性の法則で回っているようだが、実際には摩擦力が一番重要である。摩擦力がないと回転を始めることができない。でも、摩擦があるからいつかは皿が止まってしまう。そこでまた摩擦力で回転させる、この繰り返しである。帝大生ゆめじの昔習った高校物理の知識ではこの程度しか分からない。



第24回江東こどもまつり
【主催】江東区・江東こどもまつり実行委員会
【共催】公益財団法人 江東区文化コミュニティ財団・ティアラこうとう 
【日時】平成24年5月20日(日) 午前10時 ~ 午後4時  
【会場】都立猿江恩賜公園・ティアラこうとう・毛利小学校 
【交通】東京メトロ半蔵門線・都営新宿線 住吉駅下車5分

昭和ロマンを楽しむ会 書生節 バイオリン演歌 懐メロ 昭和歌謡 戦時歌謡 ウクレレ

東京ラプソディ(藤山一郎) 昭和11年


「東京ラプソディ」は1936年(昭和11年)6月にテイチクから藤山一郎の歌唱によって発売された。(作詞:門田ゆたか、作曲:古賀政男)また、藤山一郎主演によ
る同名の映画も制作された。


佐藤千夜子が歌った東京行進曲(昭和4年)には「銀座、丸の内、浅草、新宿」が歌いこまれているが、東京ラプソディの歌詞では「銀座、神田、浅草、新宿」が歌われている。昭和11年になってもやはりまだ新宿が一番新しい繁華街であった。まだまだ渋谷や池袋は話題にもならない田舎だったんであろう。


映画では藤山一郎以外に多くの出演者がそれぞれ東京ラプソディを歌っているので楽しいミュージカルである。

お嬢様風の着物姿の千葉早智子がピアノで弾き語りをしながらスローテンポで「花咲く都に住んで 変わらぬ誓いを交わす・・」と歌っているのが印象に残っている。

この「東京ラプソディ(1936)」の最後の「花の東京!」のメロディが「丘を越えて(1931)」の最後の「丘を越えて!」とまったく同じであり、演奏していてよく混乱する。作曲が同じ古賀政男だから盗作とかパクリではないだろうが、なんだかたまたまなのかまたは手を抜いて作曲したのだろうか。古賀先生に聞いてみたかった。

 「東京ラプソディ」  
書生節演奏:昭和ロマンを楽しむ会

1.花咲き花散る宵も 銀座の柳の下で
  待つは君ひとり 君ひとり
  逢えば行く 喫茶店(ティールーム)
  楽し都 恋の都 夢の楽園(パラダイス)よ 花の東京

2.うつつに夢見る君の 神田は想い出の街
  いまもこの胸に この胸に
  ニコライの 鐘も鳴る
  楽し都 恋の都 夢の楽園よ 花の東京

3.明けても暮れてもうたう ジャズの浅草行けば
  恋の踊り子の 踊り子の
  黒子(ほくろ)さえ 忘られぬ
  楽し都 恋の都 夢の楽園よ 花の東京

4.夜更けにひと時寄せて なまめく新宿駅の
  あの娘はダンサーか ダンサーか
  気にかかる あの指輪
  楽し都 恋の都 夢の楽園よ 花の東京

5.花咲く都に住んで 変わらぬ誓いを交わす
  変わる東京の 屋根の下
  咲く花も 赤い薔薇
  楽し都 恋の都 夢の楽園よ 花の東京

「東京ラプソディ」映画出演者:藤山一郎、椿澄枝、伊達里子、星玲子、井染四郎、千葉早智子 藤原釜足、岸井明、御橋公、堤真佐子等

また、「東京ラプソディ」はサッカーのFC東京が応援歌としてスタジアムで歌っている。

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浅草六区で書生節(バイオリン演歌)  201204



2012年4月29日、「昭和の日」に「昭和ロマンを楽しむ会」は浅草大道芸に参加しWalking Act(回遊・練り歩き)を行った。この日はわれわれ昭和ロマンを楽しむ会の日でもある。

初夏のように暑く、冬は日向を探していたが、今回は日陰を探すほどであった。

絣の着物に袴姿であったためか、一緒に記念撮影をお願いしますと何回か頼まれた。アジア系の観光客もたくさんいて、書生姿にかなり興味を持っているようであった。


道には縁台などが出ているが午後3時過ぎになって日がかげってくるとお客さんがやっと座り始めた。その頃はわれわれは帰る準備に入っていたので残念であった。

六区の映画館では寅さんの「男はつらいよ」を上映していたのでその前で「男はつらいよ」を演奏すると競馬のお客さんからたくさんの拍手をもらった。映画館の前の道路に座り込んで競馬新聞をみながら予想をしていた。



また、浅草六区ブロードウェイ商店街ではAKB48ではないが、女子高校生姿の団体によるダンスと歌があり、 男たちには大人気で観客が群がっていた。彼女たちはたぶん「NICE GIRL 」の「研修生」らしく思えた。

「 NICE GIRL プロジェクト! 」:Jポップディーバ(日本流行歌姫)の集団。

新しい曲としては復興節を演奏した。
東日本大震災から1年以上経過し、復旧から復興の時期に入っている。
今年は関東大震災時に流行した復興節をいろいろなところで歌っていこうと思っている。

東京節にも歌われている「浅草十二階(凌雲閣)」は関東大震災(1923年)で8階部分より上が崩落した。浅草十二階が元あった場所にはプレートが設置されている。

昭和ロマンを楽しむ会 書生節 バイオリン演歌 昭和歌謡 浅草パフォーマンスプレイス

プロフィール

tyumeji

Author:tyumeji
日本の大道芸をみたりやったり、日々の活動を報告する。
昔懐かしきあのメロディーや風景を紹介します。

バイオリン演歌 大正演歌 書生節 演歌師 昭和演歌師 平成演歌師  昭和ロマンを楽しむ会(享受昭和浪漫的会) 戦時歌謡

昭和ロマンを楽しむ会 http://peaman.raindrop.jp/syowa-roman/index.htm

書生のアルバイトであったバイオリン演歌・書生節や「のぞきからくり」等の日本の大道芸について調べたりしたことを紹介する。 帝大生ゆめじ

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