2012/04/30
糸操り人形 あさ鼓 (糸あやつり人形)
いいだ人形劇フェスタ、池袋いけいけ人形劇まつり、子ども会、高齢者施設、高円寺大道芸イベント、江東区各種イベント、浅草大道芸等さまざまな場所で活躍している。
獅子舞。どじょうすくい。トランペット吹き。神楽面。
人形達に糸を通じて生命を吹き込む糸あやつり師。
表情を変えない人形達も見つめているうちに、
人間以上の表情を感じることができるはず!
表情を変えない人形達も見つめているうちに、
人間以上の表情を感じることができるはず!
どじょうすくい <あさ鼓> 『高円寺びっくり大道芸2012』 2012年4月29日(日)
猫のトランペット吹き <あさ鼓> 『高円寺びっくり大道芸2011』
ふれあいアップルタウン・フォトレポート いいだ人形劇フェスタ 2011年8月6日
糸操り人形(糸あやつり人形)
上から垂らした十数本の糸と手板〔ていた〕という道具で人形をあやつる芸の事です。江戸で生まれた糸あやつり人形と、大阪へ独立した竹田人形があります。
江戸糸あやつり人形は、江戸時代に生まれ、江戸を中心に現在まで伝えられています。 人形の肩や頭〔かしら〕、主要な関節に付いている10数本の糸で、人形を操ります。手板(※)というコントローラーの役目をする操作板をあやつる事によって、首を自由自在に動かすことができ、顔を横に振ったり、頭を下げたり、あごを出したりして、人間味の溢れる、非常に繊細で、表情豊かな動きを演じる事ができます。
現在では、劇場で演じられたり、大道芸として道端でも演じられている。
※手板
長方形の板の前後(2ヶ所)に「ひょうたん型」の穴をくりぬき、人形を操作する糸を吊るした物。
手板の操作がポイント
人形には、15本から25本までの糸が付けられていて、体重を支える2本の肩糸と頭を上下に動かす1本の頭糸をキキ糸と呼び、この3本が常にピンと張った状態になっています。このほかの糸は遊び糸と呼ばれ、人形の動きをより細かくリアルに表現する事を可能にしています。 糸の先は「手板」と呼ばれる操作板に結ばれています。手のひらが上になるように手板を持ち、人形をあやつります。
(日本文化いろは事典)