アンパンマンのマーチ 「大震災復興応援歌」 昭和63年


「アンパンマンのマーチ」は「それいけ!アンパンマン」の主題歌である。(やなせたかし作詞、三木たかし作曲、1988年)
「アンパンマンのマーチ」は多分昭和最後のアニメソングであろう。

東日本大震災復興のための応援歌として「上を向いて歩こう」や「見あげてごらん夜の星を」がよくTVで歌われている。また、アニメソングとしては「アンパンマンのマーチ」が歌われている。関東大震災後に流行した「復興節」も阪神大震災でも歌われたが、今回もまれに歌われているらしい。

ゆめじがこの中で大震災復興支援の応援歌として歌うなら絶対に「アンパンマンのマーチ」であろう。

「上を向いて歩こう」(昭和36年)や「見あげてごらん夜の星を」(昭和38年)は坂本九のイメージが強く、はやった時期も戦後の困難な時期というより東京オリンピック前の活気あふれる時期であった気がする。

ゆめじとしてはその頃なら井沢八郎の「ああ上野駅」のほうが応援歌としてふさわしいと思う。
「くじけちゃならない人生が あの日ここから始まった」

「アンパンマンのマーチ」は小さな子供たちが上手に歌っているが、よく聞いてみると歌詞の内容は抽象的で子供には十分理解できない内容であろう。でも、徴兵で戦争経験があるやなせたかしの歌詞は私にとってなかなか興味深いものであった。

「そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも」

何万人もの方がこの大震災で亡くなり、日々の不満なんか小さな問題だと感じるようになった。われわれは、いかに「栄華の巷(夢)」で安寧を楽しんでいたのだろうか。

人間が生きていくということは無傷であるはずはなく、傷を負いながら生きていくのであろう。亡くなった方のためにも生き残ったわれわれは、この大震災を後世に伝え、また子孫のためにもさまざまな対策を取っていかなければならないのだろう。

「絶対安全だといっていたのにーーー」といっても、安全や危険などすべて確率であろう。100%安全や100%危険などは存在しない。日航ジャンボジェットが墜落しても何人かは生存したこともある。

昔からいわれているが、「技術や科学は戦争や災害等の困難に直面した時に進歩するもの」であろう。

実は、バイキンマンはアンパンマンよりエンジニアとしての才能がありそうなので気に入っているキャラである。

「鉄腕アトム」など昔のアニメは少年合唱団が歌っていたが、最近のアニメは声優のお姉さんかおばさんが歌っているようである。「アンパンマンのマーチ」はアンパン"マン"なのだから少年合唱団に歌ってほしい!


そうだ うれしいんだ 生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも

なんのために 生まれて なにをして 生きるのか
こたえられないなんて そんなのは いやだ!

今を生きる ことで 熱い こころ 燃える
だから 君は いくんだ ほほえんで

そうだ うれしいんだ 生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
ああ アンパンマン やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため

なにが君の しあわせ なにをして よろこぶ
わからないまま おわる そんなのは いやだ!
忘れないで 夢を こぼさないで 涙
だから 君は とぶんだ どこまでも

そうだ おそれないで みんなのために
愛と 勇気だけが ともだちさ
ああ アンパンマン やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため

アンパンマン(面包超人) ばいきんまん(細菌小子) ドキンちゃん(紅蜻?暘) メロンパンナ(蜜瓜超人) 面包超人行進曲


(帝大生ゆめじ)
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亀有 東日本大物産展で大道芸

東日本大震災支援チャリティーイベント 
「夏の東日本大物産展」
がんばろう日本! がんばろう東日本!

イベント開催日時:2011年7月3日(日)11:00-16:00頃まで
大道芸イベント開催場所:
リリオパーク(2ヶ所)、亀有駅前、北口フーズクサマ駐車場、亀有食品市場
 
昭和ロマンを楽しむ会も亀有のハーモニカおじさん(ターキー畠山)とコラボで「亀有食品市場」で懐メロを演奏する予定です。
予定時間:12:30-15:00 
出演予定:マーチャン・昭和ロマンを楽しむ会・ターキー畠山・岡大介
また、同日リリオパークステージでは演歌・歌謡ショーも開催されます。
 
大道芸出演予定者
マーチャン・昭和ロマンを楽しむ会・ターキー畠山・NAKAZAWA SC・SOUKI・岡 大介・和太鼓 彩・戦豆・たけちゃん・マジカルTOM・エンジョイJoy・蹴流波 -Sur De Wave-・seiron・ジャグラーヒロ・まっさん等
 
もちろん音楽パフォーマーの中には、亀有のレジェンド!
ターキー畠山さんも!
今回は、昭和ロマンを楽しむ会の方々とコラボします!
どうなるかはお楽しみ!
 
今回は、ボーナストラック的な感じでイベント終了後に
亀有パフォーマンスパーク初の音楽系のイベントも駅前で開催!
 

練馬区いきがいデイサービス 敬老館

2011年6月吉日、練馬区敬老館でのいきがいデイサービスで「昭和ロマンを楽しむ会」として演奏を行った。

いきがいデイサービスは介護予防を図るため、週1回、趣味活動や健康体操、昼食の提供などを行う事業である。なお、送迎はないので、参加される方自身で来所することになっている。つまり、対象者は介護保険の認定を受けていない練馬区在住の65歳以上の高齢者である。
 
本当のデイサービスではなく、午前中に敬老館に集まり、趣味の活動を行ったり、演芸を楽しんだ後、みんなで仲良く昼食を食べて解散する練馬区のシステムらしい。似たものとして足立区ではお風呂屋さんでカラオケや演芸を楽しみ昼食を食べてお風呂に入って解散するというのもある(ふれあい遊湯う)。
 
懐かしい歌を演奏後には、参加者と昼食を食べて参加者の子供の頃の体験談(戦前)が聞けて楽しかった。
皆さんが一番反応した歌は「美しき天然」であった。そこから3大サーカスの話になり、各地のサーカス興行の話で盛り上がった。また戦前のチンドン屋の話や上野公園にいたバイオリン演歌師の話など興味深い話をたくさん聞くことができた。
 
なお昼食は、おかずはお弁当だが、ご飯とお味噌汁は電器炊飯器で炊いたりして現場で作ったもので温かくとてもおいしかった。
 
参加者の昔話
1.チンドン屋の記憶
チンドン屋についていき、中村橋のほうの親方の家まで行ってしまった。「泊まっていくか」といわれたので子供だから「ウン」といって親方の家に泊まってしまった。家では子供がいないといって大騒ぎになり、夜中に町内の人がちょうちんをつけて探し回って大変だったらしい。(むかし、チンドン屋に子供がついていって迷子になったという話を聞かされていたが本当の話だった)
2.昭和7-8年頃サーカスに連れて行ってもらった記憶
3.上野公園の演歌師
 
練馬区いきがいデイサービス
対象者: 介護保険の要支援・要介護の認定を受けていない区内在住の65歳以上で、体の弱い方や一人暮らしなどで外出する機会が少ない方。
費用:1人1回 600円
サービス内容:内容は、実施場所により異なります。※ 送迎はありません。絵画、歌、書道、健康体操、手芸など実施する内容は毎回異なり多種多様です。昼食の提供(会食形式)があります。
お申込み:区役所高齢社会対策課、または高齢者相談センターでお申込みください。(地域包括支援センター)
 
帝大生ゆめじ&青空ぴーまん 昭和ロマンを楽しむ会 バイオリン演歌 書生節 ウクレレ

亀有リリオホールへの前座出演と大道芸

昭和ロマンを楽しむ会は葛飾区かめありリリオホールで開催された「歌と踊りのお楽しみ会」の前座として15分間懐メロ歌手(?)として出演した(2011年6月5日)。
 

カラオケと歌謡ショーの前座としての出演依頼を受けた時、出演時間が朝の9:30分から15分間と聞いて時間の間違いだろうと思った。しかし当日の9:00頃、亀有駅前のリリオホール(9F)に上がるとすでに、観客がホール前に並んで開演を待っている状態であった。
 
葛飾区議会議長の後援会が主催の催しで、地元の各種ボランティアグループも多数発表するようである。プログラムを見ると、われわれ前座の後は、フラダンス、カラオケ、日舞など99組も出演する内容でそれに加えてプロ歌手10人のゲストショーもあり、あまりの多さにびっくりした。
 
朝だというのにたくさんのお客さんの前で東京節(パイノパイノパイ)やスカラーソング(箱根八里の替歌)および昭和の懐メロを歌った。一番新しい曲として蒲田行進曲(S57)を歌った。
 
特別ゲストはあのなつかしい北原ミレイであった。「ざんげの値打ちもない」(1970年)や「石狩挽歌」( 1975)が有名であり、見たかったが前座の後はイトーヨーカドー前にある香取神社境内で大道芸となった。でもトリに出演する「北原ミレイの前座」を務めたのであるからいいことにしよう。
 
香取神社境内へ行くと、またあの「こち亀」銅像を発見した。あの星を目指せ!両さん像だそうである。境内では、猿回し、マジック、昭和ロマンを楽しむ会の3組で30分単位で回していくことになった。やはり人気は猿回しであった。

 

 
 
 
 
 われわれが演奏していると、背中にポスターを背負ってハーモニカを吹きながらこちらに近づいてくる「ハーモニカおじさん」を発見した。地元では有名な方(ターキ畠山)だそうで、ハーモニカやお玉じゃくしの絵が描いてある特注の白いジャケットを着ている。
 
「ハーモニカおじさん」はC調(ハ長調)とAm調の2本のハーモニカしか持っていなかったが、一緒に懐メロを演奏しようとわれわれの横で強引に演奏し始めた。こちらもOKということになり、ウクレレ、バイオリン、複音ハーモニカ、歌での演奏となりにぎやかで面白かった。
 
ハ長調の曲と限定しても、スカラーソング(箱根八里)、高原列車は行く、とんがり帽子、月がとっても青いから、東京の花売り娘、蘇州夜曲など結構あるものである。しかしよく考えたらシャープやフラットが実際に付いていない曲ならどの調でもC調ハーモニカで吹けるではないかということになった。
そこで、お富さん(F調)、憧れのハワイ航路(F調)、炭坑節(G調)もハーモニカと楽しく合奏できた。ハーモニカは各調ごとに持ち替えて演奏するものと思っていたが新しい発見であった。
 
帝大生ゆめじ&青空ぴーまん+亀有ハーモニカおじさん
 

プロフィール

tyumeji

Author:tyumeji
日本の大道芸をみたりやったり、日々の活動を報告する。
昔懐かしきあのメロディーや風景を紹介します。

バイオリン演歌 大正演歌 書生節 演歌師 昭和演歌師 平成演歌師  昭和ロマンを楽しむ会(享受昭和浪漫的会) 戦時歌謡

昭和ロマンを楽しむ会 http://peaman.raindrop.jp/syowa-roman/index.htm

書生のアルバイトであったバイオリン演歌・書生節や「のぞきからくり」等の日本の大道芸について調べたりしたことを紹介する。 帝大生ゆめじ

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