昭和ロマンを楽しむ会 どこへでも出張演奏します



昭和ロマンを楽しむ会 施設、イベントで演奏します!

なつかしい歌が消えないように活動しているグループ

都内や千葉県内のイベントや介護福祉施設・デイケア施設などで、明治・大正を含め、昭和を中心とした演歌・唱歌をヴァイオリンとウクレレ伴奏で歌い、また皆様にも歌っていただいています。
H24, 25年度の江東区「江東区街かどアーティスト」

地域や施設などのさまざまな機会に出演致しますので、お気軽にホームページからお問い合わせください。
http://www.geocities.jp/peaceman_f/syowa-roman/index.htm

昭和ロマンを楽しむ会 peaceman_f@yahoo.co.jp
代表:福永(青空ぴーまん)

昭和歌謡、昭和ロマン、昭和レトロ、書生節、バイオリン演歌、大正演歌、なつかしい歌、唱歌、ボランティア、戦時歌謡 昭和演歌師 平成演歌師 懐メロ
スポンサーサイト



昭和ロマンを楽しむ会(バイオリン演歌・書生節) 演奏曲目リスト

     昭和ロマンを楽しむ会
                                    
                                (バイオリン演歌・書生節) 
明治・大正を含め、昭和を中心とした演歌・唱歌をヴァイオリンとウクレレ伴奏で歌い、また皆様にも歌っていただいているグループです。 
 
 
 
明治・大正
美しき天然嗚呼玉杯に花うけて*人を恋うる歌*スカラーソング*七里ヶ浜の哀歌*まっくろけ節*カチューシャの唄*ゴンドラの唄*金色夜叉の唄*さすらいの唄*のんき節*琵琶湖周航の歌*コロッケの唄*船頭小唄復興節*月は無情*籠の鳥*故郷*村祭里の秋(星月夜)、その他唱歌多数
 
出演その他お問い合せ先:
http://www.geocities.jp/peaceman_f/syowa-roman/index.htm
昭和ロマンを楽しむ会(帝大生ゆめじ&青空ぴーまん) 

代表:福永(青空ぴーまん)(千葉県市川市)
e-mail :
peaceman_f@yahoo.co.jp
 
自治体・町会などのお祭り、神社などの祭礼、宴会余興、敬老会・誕生日会などの集まり、地域貢献活動、施設訪問などさまざまな機会に出演致しますので、お気軽にお問い合わせください。

帝大生ゆめじ&青空ぴーまん
書生節 バイオリン演歌 大正演歌 昭和歌謡 戦時歌謡 愛唱歌 流行歌 寮歌 バイオリン Violin Fiddle  ウクレレ Ukulele 平成演歌師 昭和演歌師 

お富さん(春日八郎) 昭和29年



「お富さん」は春日八郎の歌で昭和29年(1954年)に大ヒットした。
歌舞伎から題材をとった歌で、歌舞伎の文句など全く知らなかったが小学生でもみんな歌っていたほど人気があった。
当時は「イキナクロベエ、ミコシノマーチ」を「黒べえさんがおみこしを担いでマーチ(行進)する」と子供たちは理解していた。
「粋な黒塀」や「見越の松」はずいぶん後になって意味を知った。「見越の松」は門の塀のところに横から突き出している松だったとは、細い松だったけど自分の家の門の横に「植わっていたとは、お釈迦さまでも、知らぬ仏の ゆめじさん」であった。

この歌は「昭和ロマンを楽しむ会」としては必ず歌う定番ソングであるし、また皆さん手拍子で歌ってくれる。

話の内容は、与三郎がよその男の女(お富)に手を出してメッタ切りにされて、その刀傷をみせてゆすりたかりをやっていくというものだ。子供が歌っていてもだれも大人は説明してくれなかったが、なるほどその内容はとうてい子供に教えることができない歌だったのだ。

与三郎がメッタ切りにされたのが千葉県の木更津である。
千葉県は博徒が多いのか、「天保水滸伝」では笹川繁蔵と飯岡助五郎が登場する。漁港や利根川の水運などで博徒が集まるほど栄えていたのだろうか。

お富さん「昭和ロマンを楽しむ会」(帝大生ゆめじ&青空ぴーまん) 書生節
  

  粋な黒塀 見越しの松に
  仇な姿の 洗い髪
  死んだはずだよ お富さん
  生きていたとは お釈迦さまでも
  知らぬ仏の お富さん
  エーサオー 玄治店(げんやだな)

  過ぎた昔を 恨むじゃないが
  風もしみるよ 傷の跡
  久しぶりだな お富さん
  今じゃ呼び名も 切られの与三(よさ)よ
  これで一分じゃ お富さん
  エーサオー すまされめえ

同じ歌舞伎を題材にしたものでは翌年(昭和30年)「弁天小僧」という歌も少しはやったそうだ。
「ぼたんのようなお嬢さん、シッポ出すぜと浜松屋」

歌舞伎「与話情浮名横櫛」(よわなさけ うきなの よこぐし) 通称「切られ与三」、「お富与三郎」
源氏店妾宅の場
(与三郎):もし、御新造さんえ、おかみさんえ、----お富さんえ、いやさ、お富、久しぶりだなあ~
(お富) :そういうお前は
(与三郎):与三郎だ
(お富) :えっ
(与三郎):おぬしゃあ、おれを見忘れたか  
(お富) :えええ

書生節 バイオリン演歌 大正演歌 演歌師 昭和歌謡 昭和の演歌師 平成の演歌師

リンゴの唄 映画「そよかぜ」の主題歌 昭和20年


リンゴの唄 昭和20年10月公開松竹映画「そよかぜ」の主題歌 
レコードは昭和21年1月発売 並木路子(松竹歌劇団出身で映画も主演)

終戦直後の歌といえば、この「リンゴの唄」ということになっている。本当にそうかどうかは良く分からないが、今でも施設などで演奏するとみんな知っていて大変人気がある。

でも前奏だけが長調で歌から終わりまですべて短調の曲なのでどうしてこんな曲に作ったのだろうかと不思議である。いわゆる転調でもないし、ゆめじにとっては苦手な曲で前奏を短調伴奏で開始してしまい「なんか違う」と気がついたりしたものだ。

歌詞の内容はあまりなくてただ明るいだけのような歌だが、戦後の復興を代表するような歌なのであろう。ただし、サトウハチロー作詞のこの歌詞は戦時中に作られたそうだ。おなじ短調のリンゴでも「リンゴのひとりごと」の方が歌詞が物語風になっておりリンゴの気持ちが語られていて優れていると思うのだが--------

リンゴの値段は闇市ですごく高かった。それゆえ「リンゴ高いや、高いやリンゴ」という替え歌までできたそうである。

実際には、当時の日本人は、食糧難で「かぼちゃ」や「スイトン」ばかりを食べながら飢えをしのいでいた。演歌師の石田一松の「のんき節」に「リンゴの唄」のパロディー「かぼちゃの唄」がある。みんなりんごよりかぼちゃの気持ちやありがたさが分かっていたのだろう。

「のんき節でかぼちゃの唄」
みにくいかぼちゃに 口びるよせて
だまってみている 青い空
かぼちゃはなんにも いわないけれど
かぼちゃの気持は よくわかる
ははのんきだね、ははのんきだね

リンゴの唄  昭和ロマンを楽しむ会 書生節演奏


リンゴの唄
赤いリンゴに 口びるよせて
だまってみている 青い空
リンゴはなんにも いわないけれど
リンゴの気持は よくわかる
リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ

あの娘(こ)よい子だ 気立てのよい娘
リンゴによく似た かわいい娘
どなたが言ったか うれしいうわさ
かるいクシャミも とんで出る
リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ


個人的には、同じ明るい曲でも「リンゴの唄」より昭和21年に岡晴夫が歌った 「東京の花売り娘」の方が好きである。占領下Occupied Japan)にあった当時の状況を「ジャズが流れるホールのほかげ」や「粋なジャンパー、アメリカ兵の」といった歌詞が生き生きと表現している。ブギウギのリズムで米兵も好んだそうだ。

「東京の花売り娘」を歌うと「米兵の乗ったジープが歩道に乗り上げてそのまま走ってきた」と母が当時の銀座の状況を話してくれた占領下の首都のことが思い出される。

昭和ロマンを楽しむ会 書生節 バイオリン演歌 演歌師 昭和歌謡 昭和の演歌師 平成の演歌師 リンゴの唄 林檎の唄 Red apple, 蘋果之歌 紅蘋果

青い山脈(映画主題歌) 昭和24年

青い山脈(映画主題歌) 

昭和24年 映画「青い山脈」主題歌 作詞:西條八十、作曲:服部良一 歌唱:藤山一郎&奈良光枝  Aoisanmyaku 青山脈

バイオリン演歌・書生節演奏:
昭和ロマンを楽しむ会 (書生2名&女学生(海老茶式部)2名) 
新宿レガスまつり2012  
http://www.youtube.com/watch?v=ktNyoQyf1i4


「青い山脈」は、石坂洋次郎原作の長編小説で、1947年(昭和22年)に「朝日新聞」に連載された。旧制高等女学校を舞台とした青春恋愛小説で旧制高等学校の学生も登場する。

1949年(昭和24年)には原節子と池部良主演で映画化され大ヒットとなった(今井正監督作品)。
旧制高等女学校の女教師を原節子、旧制高等学校の学生を池部良が演じていた。

今までに5回ほど映画化されたが、1963年の日活版では、時代に合わせて旧制高等女学校から新制の女子高等学校に、また旧制高校生から新制の大学生に変更した。主演は吉永小百合と浜田光夫であった。

2012年のソフトバンクのTV-CMでは白い犬の「お父さん」とトリンドル玲奈が自転車に乗って歌っている場面が放映されていた。

<青 い 山 脈>
1 若く明るい 歌声に
  雪崩は消える 花も咲く
  青い山脈 雪割桜
  空のはて 今日もわれらの 夢を呼ぶ

2 古い上衣よ さようなら
  さみしい夢よ さようなら
  青い山脈 バラ色雲へ
  あこがれの 旅の乙女に 鳥も啼く

3 雨にぬれてる 焼けあとの
  名も無い花も ふり仰ぐ
  青い山脈 かがやく嶺の
  なつかしさ 見れば涙が またにじむ

4 父も夢見た 母も見た
  旅路のはての そのはての
  青い山脈 みどりの谷へ
  旅をゆく 若いわれらに 鐘が鳴る

青い山脈 映画主題歌 西條八十 服部良一 石坂洋次郎 青春小説 藤山一郎 奈良光枝 原節子池部良 書生節 バイオリン演歌 昭和歌謡 
昭和ロマンを楽しむ会 書生節 バイオリン演歌 昭和演歌師 平成演歌師  

東京行進曲(昭和4年)  佐藤千夜子



1929年(昭和4年)、菊池寛原作の小説「東京行進曲」を映画化した作品の主題歌に用いられ当時25万枚を売り上げる大ヒットとなった。

東京音楽学校中退のソプラノ歌手、佐藤千夜子はその後イタリアに留学したが帰国後は忘れ去られてそれ以降全く曲は売れなかった。彼女は華々しくかつ浮き沈みが激しい人生を送ったようである。(昭和43年死去、享年71歳)

曲は東京音頭と同じ西条八十作詞、中山晋平作曲のコンビである。
昭和の初めらしくカタカナ英語がやたらと出てくる。これを見るだけでも昭和の初めのモダンさがわかる。
1番:ジャズ、リキュル、ダンサー 
2番:ラッシュアワー(丸の内は昭和の初めでもあったらしい)
3番:バス、ストップ
4番:シネマ、デパート

[[item()]]

1.昔恋しい銀座の柳        仇(あだ)な年増(としま)を誰が知ろ
  ジャズで踊ってリキュルで更けて 明けりゃダンサーの涙雨
2.恋の丸ビルあの窓あたり     泣いて文(ふみ)書く人もある
  ラッシュアワーに拾った薔薇を  せめてあの娘(こ)の思い出に
3.ひろい東京恋ゆえ狭い      粋な浅草忍び逢い
  あなた地下鉄わたしはバスよ   恋のストップ ままならぬ
      
一般の楽譜はCmで書いてあるが、佐藤千夜子はDmで歌っていてその方がバイオリン演奏しやすいが、キーが高すぎて歌いづらい。仕方なく、初めてCmで演奏することに挑戦した。Cmは4の指(小指)でAbとEbを押さえるところがたくさん出てきて苦手である。Dmと違ってCmの重音も出せないしーーー。

1.ターンタ(付点8分音符と16分音符)とタンタン(8分音符2個)の組み合わせなのではっきり区別して演奏する。
2.3行目のサビ(ジャズで踊って リキュルで更けて)をリズムをつけて弾ませるなら、逆に1、2、4行目は対比させてサビを目立たせる。
3.移弦に注意、CのみがG線にある。
4.スラーで演奏してみる
5.どうすればレトロ調に歌ったり演奏できるのか?

昭和歌謡

とんがり帽子 (鐘の鳴る丘主題歌) 昭和22年


とんがり帽子といえば長崎ちゃんぽん専門店の「リンガーハット」を思い浮かべる方もいるかもしれない。昔はちゃんぽんをよく食べたものだ。

「鐘の鳴る丘」は昭和22年(1947年)からNHKラジオで放送されたラジオドラマある。また、映画化もされている。作者の菊田一夫が「とんがり帽子」の作詞者でもある。歌は川田正子さんが歌っていた。

これは戦災孤児の物語だが、ゆめじの子供の頃はまだ、神社仏閣などの大きな門の横などにいろいろな人が住みついていた記憶がある。無理に追い出すこともできないような住宅事情だったのだろう。

焼け野原になっても「国破れて山河あり」との心意気でみんな貧しくても明るくつつましく生活していた時代だ。曲はすごく明るくて、こんな苦しい時期だったからこそ「リンゴの唄」やこの歌がはやったのだろう。この2曲とも小節の頭に付点休符なんぞは全くないメロディである。

公園でバイオリンでこの曲を演奏していたら子供たちがよってきて「知ってる!」といっていた。今でも幼稚園などでこの曲が流れていると思われる。もちろんラジオドラマの内容などはまったく知らないであろう。

どちらにせよ、明るい曲で気持ちも明るくなり元気が出ることはいいことだ。「昭和ロマンを楽しむ会」でも施設でよく演奏して歌っている。
  
とんがり帽子 書生節演奏:昭和ロマンを楽しむ会(帝大生ゆめじ&青空ぴーまん)


1 緑の丘の赤い屋根
  とんがり帽子の時計台
  鐘が鳴ります キンコンカン
  メーメーこ山羊(やぎ)もないてます
  風がそよそよ 丘の家
  黄色いお窓は おいらの家よ

4 おやすみなさい 空の星
  おやすみなさい 仲間たち
  鐘が鳴ります キンコンカン
  昨日にまさる今日よりも
  あしたはもっと しあわせに
  みんな仲よく おやすみなさい

なお、「鐘が鳴る丘(とんがり帽子)」は祭囃子となって山車の引き回しでも演奏されている。すでに地域文化に溶け込んでいるということだろう。
千葉県成田市の宗吾霊堂御待夜祭 祭囃子:「鐘が鳴る丘」


昭和ロマンを楽しむ会,昭和浪漫,昭和ロマン,昭和演歌,大正演歌, 懐メロ, ナツメロ,バイオリン演歌,書生節,昭和演歌師,平成演歌師,昭和歌謡,戦時歌謡,享受昭和浪漫的会,帝大生ゆめじ&青空ぴーまん

上野の不忍池で昭和歌謡


正月の暖かい日を選んで今年初めての「昭和ロマンを楽しむ会」の野外練習を実施した。 上野の不忍池公園での練習はこれで2回目である。

弁天堂には参拝客も多いがその裏のボート場のある遊歩道はすいていた。しかし、ホームレスらしき人がかなりのベンチをすでに占拠している。酒やチューハイの缶を持って座っているいる方は要注意であるので、その方を避けてやっといいベンチを見つけた。

風は冷たいが日が当たっていると暖かく景色もいいのでいい気分で練習ができた。
保育園のマラソンで子供が「ファイト!ファイト!」といいながら走ってきたり、外国人観光客も多いようだ。

今回は「上海帰りのリル」と「誰か故郷を想わざる」を重点的に練習した。この2曲は前奏から伴奏をつけて練習した。

「リール!、リール!どこにいるのかリール!」と叫んでいたら曲が終わった後、聴いていた外国人たちが大拍手をしてくれた。歌詞の意味は分からないはずだが、たぶんリル(Lil)というのが女性の名前と分かったのかもしれない。何しろ7回も「リル」という名前が出てくる歌である(2番まで歌うと14回)。

上海帰りのリル(帝大生ゆめじ&青空ぴーまん With Violin and Ukureke)
http://dl.dropbox.com/u/18931763/Sound/shanghai_lil201102blog.mp3
また、子供づれの親が通りかかり、子供から拍手をもらったのがうれしかった。

「上海リル(Shanghai Lil)」は戦前の外国の歌だが、女性の名前のLilの意味は「Little」(小さくてかわいい)の略なのであろうか分からない。

「Shanghai Lil 」From the film "Footlight Parade" (1933)
http://www.youtube.com/watch?v=WEpHOnoE3bY

昭和ロマンを楽しむ会 バイオリン演歌 書生節 ウクレレ

家相の神秘 公開 成田山 2011


千葉県の成田山新勝寺の境内にいつもお正月になると家相の解説者が現れる。易者風の格好をして手書きの看板を指しながら解説していくのだが毎年おなじ人である。そしてたくさんの参拝客が熱心に聞いている。

どんな家でも「玄関、仏壇、便所」を見れば大体のことが分かる。玄関は家の顔である、玄関が汚いとその家の住人も汚れている。仏壇を粗末にしている家は、先祖やお年寄りを粗末にしている。便所が汚い家は、-----。まったくごもっともなことを冷静に淡々と話す。

もちろん新しい内容ではなく、どこかに書いたり言われていることであろうがお正月にはこういう話はまじめに聞きやすい。話の途中で立ち去る人はいない。

「家には南天の木を植えなさい。南天は難を転じる。南天で作られたお箸も売られている。ーーーー」と解説者は続けていく。
そういえば、小さいときに、お正月のお雑煮は新しい南天のお箸で食べたことを思い出した。

最近の大道芸は、大げさなアクションや笑いをを取ったりして観客を巻き込んで投げ銭を稼ぐ。この方は昔ならの小さいときにみた正統派の香具師であり、好感が持てる。

大道芸のイベントとして、「六魔」(ろくま、大道易者)は登場するが家相の解説は見たことがない。イベントとしてはまじめすぎて面白くないのかもしれない。干支の方が「卯年生まれの女は、ーーー」とかで面白いためか。

子供の頃見た薬草売りや蛇を使った軟膏売りはもうすでにいない。
こういう香具師も10年もたてばもういなくなってしまうだろう。数年前まであった店頭に「現金書留の束」やがま(蛙?)の干物を積んであったがまの油の軟膏を売っていた出店はもうなくなってた。

その「がまの油の軟膏売り」をトラックバックしておく。

参道の横の空き地には猿回しが出ていた。しかし芸はハードルのジャンプや竹馬などのスポーツ芸のみであまり芝居はできなかった。

昔の猿回しは、親方の子守唄に合わせて子供の人形を背負っていて途中で放り投げたり、子供の人形を引きずったりして観客を笑わせていた。十年ぐらい前に見たときはモンチッチの人形に変わっていたが今では「いじめ・虐待」になるのでそんな芸はなくなってしまったのであろう。ちょっと残念である。

年末特集 思い出の昭和歌謡(NHKラジオ) 2010


NHK AM ラジオ第1 2010年12月31日(金)17:05-18:50

今年で3回目となった大晦日、紅白歌合戦前に放送される「思い出の昭和歌謡」を「昭和ロマンを楽しむ会」としては大変楽しみにしていた。

俳優の小沢昭一(81歳)と音楽文化研究家の長田暁二(80歳)の80歳じいさん同士が昭和を語る内容だ。

じいさんといっても彼らは徴兵はされていなかった年代だ。昔のじいさんやおじさんたちは「冬の夜」のように「過ぎしいくさの手柄」語ったものだ。子供たちは興味があったかどうかは別にして、いろいろお菓子などをくれるので熱心に聞いていたような気がする。

昭和の歌謡曲への思いをもとに、昭和という時代を振り返りながら思い出たっぷりの話があった。やはり、小沢さんもいっていたが、「母が好きだった歌」とか、「近所のお兄ちゃんが歌っていた歌」とか、子供でもなぜか忘れられない歌があるものである。

ラジオから流れる懐かしい昭和歌謡を聴きならが、みなさん、それぞれに小さい頃からの昭和の時代を振り返ったと思われる。選曲もすばらしく、定番のリンゴの唄から始まり、青い山脈で終わった。

「昭和ロマンを楽しむ会」のレパートリー曲もたくさん入っていてうれしかった(7曲)。

小沢昭一談:軍歌でも戦時歌謡でもその当時の時代背景がある。その時の気持ちになって歌えばよい。そういう方が現在(後世)の人が正しく批判なり、評価してくれる。
(変える、歌わない・削除するのは良くないという意味か)

放送された曲順:
リンゴの唄、東京の花売り娘、*東京ラプソディ、*サーカスの唄、*国境の町、誰か故郷を想わざる、女船頭唄、チャンチキおけさ、人生の並木道、俺は待ってるぜ、銀座カンカン娘、回想譜、のぞれた花嫁、強くなってね、青い山脈

*東京歌謡大衆楽団生演奏(歌、アコーディオン、ベース等)

藤山一郎の「回想譜」は初めて聴いたが、叙情的でなかなかいい曲だった。昭和11年(1936年)の曲だそうだ。歌詞に千葉の「御宿の海」が出てくる。
回想譜 映画「女の階級」主題歌 古賀政男作曲
http://dl.dropbox.com/u/18931763/Sound/kaisofu_fujiyama1936.mp3

プロフィール

tyumeji

Author:tyumeji
日本の大道芸をみたりやったり、日々の活動を報告する。
昔懐かしきあのメロディーや風景を紹介します。

バイオリン演歌 大正演歌 書生節 演歌師 昭和演歌師 平成演歌師  昭和ロマンを楽しむ会(享受昭和浪漫的会) 戦時歌謡

昭和ロマンを楽しむ会 http://peaman.raindrop.jp/syowa-roman/index.htm

書生のアルバイトであったバイオリン演歌・書生節や「のぞきからくり」等の日本の大道芸について調べたりしたことを紹介する。 帝大生ゆめじ

月別アーカイブ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR