2008/08/28
帝大生ゆめじ 演歌師
学資を稼ぐためにアルバイトとして書生節(バイオリン演歌)を演奏している。つまり永遠の書生(アマチュア)である。
本物の演歌師は演奏して投げ銭をもらうようなこじき(芸)ではない。歌本を売るれっきとした「大道商人」であるとの誇りがある。
もっとも「この歌本さえ買えばハーモニカでもバイオリンでもすぐ簡単に弾けますよ。ほらこの数字譜のとおり演奏するだけです」と香具師の寅さんのような口上で売りつけたりはしていたと思うがーーー
童謡、唱歌、軍歌、演歌、歌謡曲どんな歌でも書生の心意気で歌うのが書生節である。心にけがれがない、つまり「純潔」と、「自治」こそが書生の本領であろう。
近頃はギターで書生節を演奏したりしているようだが、そんなものは当時はなかった。やっぱりバイオリン伴奏が本道である。学内や寮で寮歌を歌うならピアノ伴奏もぴったりである。
書生節演奏(帝大生ゆめじ&青空ぴーまん)
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