森田銀月 最年少演歌師



森田銀月(正調演歌書生節研究保存会会長) 
森田銀月はほぼ毎週末、家族連れなどでにぎわう井の頭公園に立つ。「かすりの着物、木綿のはかま、げた……。往年の演歌師たちと同じ服装が目をひく。公園で郷愁誘う !」と2005年9月11日の読売新聞朝刊で紹介された。また、テレビでも紹介され演奏した。

2005年9月11日(日)の読売新聞朝刊社会面に”バイオリン演歌の虜”というタイトルで演歌師森田銀月の記事が載った。

<元海自マン 大転身>
「この春海上自衛官から「バイオリン演歌師」に転身した男性が東京井の頭公園で懐かしい音色を響かせている。森田 銀月さん(27)。
ほぼ毎週末、井の頭公園に立つ。かすりの着物、木綿のはかま、げた…。往年の演歌師たちと同じ服装が目をひく。演奏する曲は昭和初期までの流行歌が多い。---------

バイオリンを買い求め、約50曲をマスター。大道芸人が多い井の頭公園が気に入り、通い詰めるようになった。」


「27歳 最年少演歌師 森田銀月!」

森田銀月は元海上自衛隊の三等海曹であり、明治大正期の演歌を当時の楽譜や音源を元に復刻している書生節研究家でもあるまだ30歳にもならない若手演歌師である。彼は普段も着物を着て生活している。大正期に書生による夜のアルバイトとして発達を見た<書生節>の研究と保存、さらには街頭における演奏活動を実践している。

当時のレコード、書籍、楽譜の収集家でもあり、演奏だけでなく、将来は書生節に関する講演、著述等もできると期待されている。バイオリン演歌、大正演歌という名称を付けられて、現在では寄席芸になってしまった書生節を当時の状態のまま後世に伝えようと努力している。

残念ながら、現在は本当の書生(専門学校の学生)になってしまい、なかなか大道で演奏する機会がなくなったそうである。

正調演歌書生節研究保存会 (ヴァイオリン演歌) 森田銀月

森田銀月 - Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E7%94%B0%E9%8A%80%E6%9C%88

Retrospective zone 帝大生ゆめじ: http://www.geocities.jp/teidaiseiv/retrozone/retro01.html


書生節 バイオリン演歌 大正演歌 明治演歌 昭和歌謡 Violin Fiddle 昭和演歌師 平成演歌師 平成の演歌師 昭和の演歌師 20代の演歌師 30代の演歌師 日本で唯一の演歌師 日本でただ一人の若者演歌師 日本で唯一の演歌師(27歳)
添田唖蝉坊 添田知道(添田さつき) 神長瞭月 宮島郁芳 鳥取春陽 石田一松 田浦美津路 桜井敏雄 

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「杉ちゃん&鉄平」ミニコンサートを楽しむ!


5月の連休、大型ショッピングモールのレストラン街で回転寿司を食べて出てみると「クラシックを遊ぶ音楽実験室 杉ちゃん&鉄平」の看板が見えた。ピアノがおいてある広場でうわさの異色デュオの演奏(バイオリン&ピアノ)があるとのことで開演時間までショッピングをすることにした。

時間の10分前に行くと椅子席満席で周りと2階の吹き抜け部分にはぎっしり観客がいてかなりの人気度である。演芸会の参考になるかなと思っていたが、譜面台がおいてあり、どうみても音楽会である。

観客は半そでやTシャツがほとんどであったが、二人は写真のように音楽会の正装で登場してきた。暑いのに営業は大変だなと思った。

鉄平さんは音楽学校のバイオリン専攻で、二人とも譜面を見ながら演奏していく。大道芸や演芸はネタは暗記ですべて暗譜で行い、間違っても忘れても笑いに変えて進行していくのでこれは根本的に演芸ではなくコンサートであった。ピアノは自分ですべて楽譜をめくっていて大変そう。

少ししか笑うところはないが”冗談音楽”のレベルではなく音楽としては本当にすばらしく、やはりプロの音楽家であった。とてもバイオリン演歌の参考にはならなかったが楽しむことができた。

30分コンサートの内容はクラシック名曲と童謡、TV主題歌、CMソングとの融合等を含む下記のようなものであった。
1.自己紹介で「バイオリンは鉄平!、ピアノは、ヤマハ!」と紹介して少し笑いを取る(演芸風に導入)
2.剣のずいずいずっころばし(ハチャトゥリアン&日本わらべ歌)
  ロシアのバレエ曲と日本のわらべ歌との融合でスタート。リズミカルな演奏ですばらしい。
3.アイネクライネ・キューピー3分クッキング(モーツアルト風)
4.ハンガリー・たらこたらこ第5番(ブラームス風)
  たらこたらこはハンガリー舞曲第5番とコード進行が同じであり盗作の疑い大とのこと。原曲と盗作を比較・合体演奏するのは比較研究か、盗作の上塗りか。
5.迷子の迷子の子猫ちゃんの運命
  ベートーベンの運命に迷子の迷子の子猫ちゃん、犬のおまわりさんも登場するストリー仕立て
6.くまん蜂と水戸黄門
  くまん蜂の飛行と水戸黄門のテーマソングの融合
7.ビゼーの歌劇よりアルルのドラえもん
  バイオリンによるドラえもんの声入で子供に大人気
8.バイオリンによる擬音
 パトカーのサイレン、踏切音を数種類やっていた。ここまでくると大道芸でもできる程度になってくる。踏切音は半音ずらして和音を出すのだがバイオリンは音によって押さえる指が難しい。帝大生は開放弦とその半音しかできないが、鉄平さんはしっかり指を開いて正確な音とボーイング(デミニエンド?)だった。さすがバイオリン専攻卒業。ここはピアノの杉ちゃんの出番ほとんどなく鉄平さんが主役。

今後はクラシックと演歌、浪曲と融合した作品を発表して欲しい。そんなCDがあれば帝大生は絶対買う。

山手線の発車ベル曲を集めた新曲「山手線上のアリア」等が入ったCD(キャバクラでなくデンクラ)の紹介があり数種類のCD即売会があった。
杉ちゃん&鉄平:http://www.jeo.jp/sugitetsu/

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Author:tyumeji
日本の大道芸をみたりやったり、日々の活動を報告する。
昔懐かしきあのメロディーや風景を紹介します。

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昭和ロマンを楽しむ会 http://peaman.raindrop.jp/syowa-roman/index.htm

書生のアルバイトであったバイオリン演歌・書生節や「のぞきからくり」等の日本の大道芸について調べたりしたことを紹介する。 帝大生ゆめじ

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