美空ひばりそっくりさんショー


2010年11月吉日、近隣のコミュニティセンターで祭りがあり、各種演芸が開かれた。その中に美空ひばりのそっくりさん、”○空ひばり”コンサートがあったのでみに行った。役所主催のためかステージ前の3列は”独居老人優先席”と書いたビラが張ってあり、会場はぎっしりの観客であった。

ひばりの曲ばかり26曲を書いたアンケート用紙があり、聴きたい曲を会場に入る前にリクエストする方法で選曲するようであった。

ゆめじは、「関東春雨傘」と「車やさん」を迷わずにリクエストした。関東春雨傘は「女だてらに朱鞘を差して 罪でござんす---]というフレーズと朱色の刀がかっこよかった記憶がある。

1時間で衣装替えして13曲も歌う大サービスでもちろん歌詞などは見ないで歌い、どすの効いた低音もかっこいいしもちろんうまい。年は食っているが最近のレコード歌手よりよっぽどましである。

当たり前だがひばりのそっくりさんというのは歌がうまいということだと実感した。

ひばりの珍しい曲も聴けたし十分楽しめた。「一本の鉛筆」はひばりが歌った唯一の反戦歌だそうである。

ひばりの一番売れた歌が柔(190万枚)、二番目が川の流れのように(145万枚)だそうである。

そっくりさんが歌った13曲:
女ざむらい只今参上、龍馬残影、りんご追分、みだれ髪、お祭りマンボ、車やさん、一本の鉛筆、月の夜汽車、夾竹桃の咲く頃、好きなのさ、津軽のふるさと、愛燦燦、川の流れのように

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江戸・東京の大道芸公演 2010




日本大道芸・大道芸の会 創立15周年記念として「江戸・東京の大道芸」が開催された。(光田憲雄主催)

「一筆龍」佐藤文幸
子供のころにしか見たことがない「一筆龍(いっぴつりゅう)」を50年以上たって初めてみた。すばらしい!龍の字をうすい墨で一筆(ひとふで)で書いていく。本当にうろこがあるような字である。最後に指で目を入れて完成する。舞台の上で書いているため見にくかったが作品はすばらしかった。この芸こそ大道で復活させてほしい。

子供のとき見たものは、龍の字や蛇の絵を墨でうろこを付けながら色紙等に書くものであった。

その他はおなじみの演目であった。重ちゃんのバナナの叩き売りは今の世相を取り込んでいつも面白い。演歌師仲間の楽四季一生のバイオリン演歌は金金節をやっていた。

日 時:2010年10月23日(土)13時30分~15時30分
場 所:深川江戸資料館 小劇場
木戸銭:無料
演 目:がまの油売り(北島健治) バナナの叩き売り(しげちゃん) 南京玉すだれ 一筆龍(佐藤文幸) 神霊護符売り(角福請) わいわい天王 虚無僧流し(尺八) ヴァイオリン演歌(楽四季一生) 六魔(光田憲雄) 南京手品 
(物売り再現)あさり売り 納豆売り 七色唐辛子 大原女 金魚売り かりんと売り 煮豆売り 物産飴売り等

江戸博でバイオリン演歌 コンサート告知


江戸東京博物館の企画展示にあわせてバイオリン演歌・書生節のコンサートを行います。集まる演歌師はマグナム小林を筆頭に合計7名である。

プロ演歌師はマグナム小林、福岡詩二、福岡詩乃里の3名、アマチュアは医楽坊、楽四季一生、青空ぴーまん、帝大生ゆめじの4名である。書生でなくなぜかお医者さんの演歌師が1名紛れ込んでいる。

オッペケペから大正・昭和初期までのはやり歌をバイオリン弾き語りでたくさん歌う予定ですのでぜひ入館の折にはご覧ください。通常の常設展観覧料(一般600円)でごらんになれます。

江戸博寄席「大正演歌の会」
日時:2010年3月6日(土) 2回公演 各回30分程度
   (1) 11:30~
   (2) 13:30~
場所:江戸東京博物館 5階常設展示室中村座前
えどはく寄席

企画展示
「えどはくでおさらい!明治・大正時代~教科書でみたあの人、この絵~ 」

今回は、明治維新から関東大震災後の復興までの時代を、東京にまつわる人や出来事を中心に取り上げます。
会 期: 平成22年2月16日(火)~平成22年3月28日(日)
開館時間: 9時30分~ 17時30分、土曜日は 19時30分まで
江戸東京博物館

花菖蒲 堀切菖蒲園 


江戸名所のひとつ、堀切菖蒲園にやっと行ってきた。今まで菖蒲まつりとしては、小岩菖蒲園(京成江戸川駅下車)をみて川沿いに柴又・矢切の渡しを経て水元公園までいったことがあるが堀切菖蒲園には行く機会がなかった。

小岩菖蒲園は江戸川区で堀切菖蒲園と水元公園は葛飾区の管轄で近くで同じ菖蒲まつりでも観光協会は異なっているようだ。

オープニングセレモニーは明日の6月7日となっていたが、花は90%以上さいていて小雨にも関わらず大勢の人でにぎわっていた。園内は明日の準備のためかまだテントを建てたりする作業をしていた。

花の色も紫といっても多様でありすばらしい。他は白やピンク、黄色い菖蒲がある。
広重や豊国の浮世絵の題材にもなった江戸から続く菖蒲園だと思うと小さな公園ですぐ隣が高層マンションであるがなんだか情緒がある。入園料は無料であり申し訳ない気がした。

堀切菖蒲園から荒川河川敷にある堀切水辺公園まで5分程度歩くと荒川の流れをバックに小さな花菖蒲田がありそこもたくさん花がさいていた。遠くに京成電車の鉄橋、堀切橋、高速道路の橋がみえてそれはそれで平成の菖蒲園であろう。

6月14日(日):菖蒲まつりパレード
6月21日(日)商店街にて舞台演芸コーナー、歌謡ショー、各種演奏会等

堀切菖蒲園:京成堀切菖蒲園下車

さくらの季節のミニコンサート 2009



4月の桜吹雪の舞う頃、2件の無料コンサートを楽しんだ。

ひとつは箏(そう)と尺八の演奏、天井はあるが屋外で、琴5名と尺八3名の合奏であり、かなりの迫力のある演奏であった。春の海(?)、さくらに加えて、新曲を演奏してたが「さくらニューバージョン」(変奏曲)はよかった。琴はおそろいの着物でもちろん譜面台があり、「邦楽!」という感じがした。

もうひとつはショッピングセンター内のコンサートである。クラシックと宣伝していたが、形態はミニスカートの女性2名(キーボード&バイオリン)による打ち込みリズム・ビジュアル系バンドであった。もちろん、譜面台などなくノリノリ演奏である。

自作以外に、クラシックは、カノンとチャルダッシュをやったが、チャルダッシュは途中で観客に手拍子を要請してかなり通常と違う若者向きを目指していた。もちろん演奏の後はCD販売とサイン会である。

彼女らは舞台にペットボトル持込み、曲の間にラッパのみで水分補給していた。コカコーラのCMがテレビで流れるようなってから老いも若きもボトルから直接ラッパのみするようになり抵抗感もなくなってしまった。

25年以上も前に米国の中西部の町の広場でテーブルに座ってジュースをラッパ飲みしながらあたりを見回すと、黒人などのマイノリティーを含めみんなボトルから紙コップに移して飲んでいるではないか。「礼儀正しい」東洋の日本人の代表として恥ずかしい思いをした記憶がある。ポルノ雑誌なども特殊な旅行客用の本屋にしか置いてないような、米国のふるきよき町であったが今はどうなっているだろうか。

面白いことに、邦楽の尺八と琴のメインの方とも上野の音楽学校卒であり、バンドの方も都内の音大出身ということが分かった。あらゆるジャンルで大卒が活躍しているようである。

当たり前のことだが、「邦楽」というのは「クラシック」だと実感した。

プロフィール

tyumeji

Author:tyumeji
日本の大道芸をみたりやったり、日々の活動を報告する。
昔懐かしきあのメロディーや風景を紹介します。

バイオリン演歌 大正演歌 書生節 演歌師 昭和演歌師 平成演歌師  昭和ロマンを楽しむ会(享受昭和浪漫的会) 戦時歌謡

昭和ロマンを楽しむ会 http://peaman.raindrop.jp/syowa-roman/index.htm

書生のアルバイトであったバイオリン演歌・書生節や「のぞきからくり」等の日本の大道芸について調べたりしたことを紹介する。 帝大生ゆめじ

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